マーベル史上最小のヒーロー、その名は『アントマン』。『アントマン』はアイアンマン3から始まる、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「第2シーズン」最後を彩る作品です。
シリアス路線の『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ』とは、少し異なる作風の『アントマン』を紹介します。
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映画『アントマン』の作品情報
(C)Marvel 2015
【公開】
2015年(アメリカ映画)
【監督】
ペイトン・リード
【キャスト】
ポール・ラッド、マイケル・ダグラス、エヴァンジェリン・リリー、コリー・ストール、ボビー・カナヴェイル、マイケル・ペーニャ、ウッド・ハリス
【作品概要】
3年前に窃盗罪で服役していた主人公スコット・ラングは、仕事にも就けず娘とも会えずにいました。そんな時、昔からの泥棒仲間と犯罪の道へ戻りました。盗みに入った屋敷にはあるものが…。
マーベルヒーロー×縮小と異色の『アントマン』。監督は『イエスマン』や『チアーズ』など明るい作風の多いペイトン・リード、主演はコメディ映画への出演もしているポール・ラッドです。
映画『アントマン』ならすじとネタバレ
(C)Marvel 2015
平和維持組織SHIELDに所属しているハンク・ピム博士は、物体を縮小・拡大させる粒子「ピム粒子」を発見します。
悪用されることを危惧するピム博士は、トニー・スタークの父「ハワード・スターク」へ辞表を出してSHIELDを去ります。
それから数十年後、不法侵入と窃盗の罪で3年の服役を終えたスコット・ラングは定職に就けずに苦労します。
働いていたサーティワンアイスクリームでは前科がバレてクビに、娘の誕生会に行っても元妻たちに追い返されます。
養育費を稼ぐため、泥棒仲間のルイスたちとある富豪の豪邸に盗みに入ります。金庫には奇妙なスーツとヘルメットが置いてありました。
持ち帰ったスコットはスーツを着用して、ボタンを押していると非常に小さくなります。水に流されたり、様々な経路で再び部屋に戻ります。
スコットは気味悪く、再び元の屋敷に返しに行きますが捕まってしまいます。弁護士のフリをして会いに来たピム博士でした。
スコットが逮捕される前に、盗みに入った「ヴィスタ社」は警備が厳重で有名でした。ピム博士は厳重なシステムを破ったスコットに、注目していたのです。
ピム博士は、自分の発見した「ピム粒子」を用いて世界平和に貢献する「初代アントマン」だったのです。ピム博士は後継者として、スコットを指定するのでした。
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映画『アントマン』の感想と評価
(C)Marvel 2015
マーベル史上最小のヒーロー『アントマン』ですが、見ごたえは非常にありました。
スコットは服役中も娘のキャシーを思い、過ごしていました。自らの行いのせいもありますが、出所後も元妻たちには見放され社会にも冷たくされます。
惟一の心の支えはキャシーで、服役する前と後で同じ反応をしてくれたのはキャシーだけだったのです。
筆者は『アントマン』は家族の絆を描いているだと考えます。是非『アントマン』を視聴するときは、ピム博士とホープ、スコットとキャシーに注目して見てみてください。
まとめ
(C)Marvel 2015
今回はマーベルの人気作『アントマン』を紹介しました。
MCUは派生作品も多く、どこから見るか悩んでいる方も大勢いるかと思われます。
その中でも今作は、アクションシーンをミクロの視点から描いていたりして、シリアスなシーンもどこかコミカルに見えるなど、見ていて重さを感じない作品になっています
今作『アントマン』を視聴して面白いと思ったら、公開中の『アントマン&ワスプ』も見に行くことをおすすめします。