Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2021/08/03
Update

映画『最後の決闘裁判』あらすじ/キャスト/公開日。リドリー・スコット最新作は実話ミステリー!

  • Writer :
  • 大塚まき

あなたが、この裁判の証人となるー。

アカデミー賞作品賞を受賞した『グラディエーター』など、数多くの名作を世に送り出している名匠リドリー・スコット監督が、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレックという豪華キャストを迎え、歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー『THE LAST DUEL』。


(c)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

本作の邦題が『最後の決闘裁判』となり、日米同日の2021年10月15日(金)より公開されることが決定しました。

あわせて、運命を賭けた壮絶な闘いの幕開けを予見する特報映像が完成しました。

スポンサーリンク

映画『最後の決闘裁判』について

参考:『The Last Duel』公式ツイッター

アカデミー賞脚本賞を受賞した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来のタッグとなるマット・デイモンとベン・アフレックによる珠玉の脚本を、巨匠リドリー・スコット監督が映画化する歴史大作に、超豪華キャストが集結しました。

女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うことを決断した勇気ある女性マルグリットを演じるのは、『キリング・イヴ/Killing Eve』でエミー賞主演女優賞を受賞した注目の新星ジョディ・カマー

マルグリットと共に、決闘裁判に挑む夫ジャン・ド・カルージュに、アカデミー賞Ⓡ主演男優賞にノミネートされた『オデッセイ』や「オーシャンズ」シリーズ、「ボーン・アイデンティティー」シリーズなど出演作が常に注目を集めるマット・デイモン

マルグリットを襲った犯人だという疑いをかけられるが無罪を主張する従騎士のジャック・ル・グリに、「スター・ウォーズ」シリーズや、アカデミー賞をはじめ賞レースを席巻した『マリッジ・ストーリー』、『ブラック・クランズマン』など、才気あふれる監督からの出演オファーが絶えないアダム・ドライバー

カルージュとル・グリの運命を揺さぶる主君ピエール伯を、マット・デイモンの盟友ベン・アフレックが演じます。

映画『最後の決闘裁判』の特報映像

この度解禁された特報では、権力が全てだった時代に、国家に逆らい、自らの身に起きた悲劇を証明するために立ち上がった女性マルグリットの毅然とした姿が映し出されます。

そしてその真実を明らかにするために地位や名誉、そして命をも賭けて決闘裁判に挑む夫カルージュと、「私は無実だ」と反論し正義を示すために裁判の申し出を受け入れるル・グリの壮絶な闘いの様子が壮大なスケール感で描かれます。

スポンサーリンク

映画『最後の決闘裁判』の作品情報

【日本公開】
2021年(イギリス・アメリカ合作映画)

【原作】
エリック・ジェイガー『決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル』

【原題】
THE LAST DUEL

【監督】
リドリー・スコット

【脚本】
ニコール・ホロフセナー、マット・デイモン、ベン・アフレック

【キャスト】
ジョディ・カマー、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック

映画『最後の決闘裁判』のあらすじ

中世フランス。騎士カルージュ(マット・デイモン)の妻マルグリット(ジョディ・カマー)が、夫の旧友ル・グリ(アダム・ドライバー)に乱暴されたと訴えますが、彼は無実を主張し、目撃者もいません。

真実の行方は、夫と被告による生死を賭けた“決闘裁判”に委ねられます。

それは、神による絶対的な裁きでした。勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者はたとえ決闘で命拾いしても罪人として死罪になると。

そして、もしも夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で火あぶりの刑を受けることに。果たして、裁かれるべきは誰なのか?

スポンサーリンク

まとめ

参考:『The Last Duel』公式ツイッター

本作のテーマの元となったのは、1386年、百年戦争さなかに実際に執り行われたフランス史上最後の“決闘裁判”。

当時の人々はカルージュとル・グリ、どちらが裁かれるべきかをめぐり真っ二つに分かれたといいます。

そして600年以上経った今もなお、この“決闘裁判”における判決が歴史家たちの間で物議を醸している、世紀を超えたスキャンダルです。

“本当に裁かれるべきは一体誰なのかー”ぜひスクリーンで目撃してください。

歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー映画『最後の決闘裁判』は、2021年10月15日(金)よりロードショーです。







関連記事

新作映画ニュース

映画『コントラ』あらすじ/キャスト/アンシュル監督インタビュー動画。劇場公開は2021年春に決定!

戦後75年を迎える日本を拠点に活動するアンシュル・チョウハン監督。 初の大林賞受賞作が2021年春、新宿Kʼs cinemaにてロードショー公開決定! 北米で最大の日本映画祭「ジャパン・カッツ」ネクス …

新作映画ニュース

韓国映画『82年生まれ、キム・ジヨン』あらすじ/キャスト/日本公開日。コン・ユとチョン・ユミが現代女性の生きづらさと向き合う

日本でも社会現象を巻き起こした大ベストセラー小説の映画化。 韓国で130万部突破し、社会現象を巻き起こした大ベストセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』。 (C)2019 LOTTE ENTERTA …

新作映画ニュース

カン・ドンウォンがゾンビパンデミックの感染者と戦う!映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』予告動画紹介

『新感染 ファイナル・エクスプレス』から、4年後の世界。 全世界の映画祭で大絶賛を浴び、韓国、日本をはじめ世界中で歴史的大ヒットを記録した『新感染 ファイナル・エクスプレス』 の4年後の世界を描く『新 …

新作映画ニュース

映画『ボディ・リメンバー』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。サスペンスラブストーリーを演劇界の実力派俳優が紡ぎ出す

演劇界の実力者たちが織りなす、現実、虚構、夢が錯綜する異色サスペンス映画。 俳優の山科圭太が、監督と編集を務めた映画『ボディ・リメンバー』。 キャストを務めるのは、演劇界で活躍する舞台俳優たち。 映画 …

新作映画ニュース

映画『カウンセラー』ユーロスペース公開日が2022年3月19日に正式決定!想像絶する“不穏”が伝わる新場面写真も解禁

42分間、究極の短編怪奇心理サスペンス。 映画『カウンセラー』は2022年3月19日(土)よりユーロスペース渋谷にて2週間レイトショー上映! 2021年10月・下北沢トリウッドでの封切り後の同館アンコ …

U-NEXT
タキザワレオの映画ぶった切り評伝『2000年の狂人』
山田あゆみの『あしたも映画日和』
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学