Netflixオリジナル人気ドラマ、さらにパワーアップ!
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』第2シーズン!
世界中で根強い人気を持つNetflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。
オリジナル作品に莫大な資金を投入するNetflixだからこそ実現可能な豪華なキャストと、様々なジャンルが入り混じった脚本の秀逸さが話題となったドラマですが、シーズン2はさらに全ての要素がパワーアップしています。
今回は、そんな大進化を遂げる『ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン2』のあらすじとその魅力をご紹介していこうと思います。
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CONTENTS
海外ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン2』の作品情報
【公開】
2017年(Netflix限定)
【原題】
Stranger Things
【キャスト】
フィン・ヴォルフハルト、ウィノナ・ライダー、デヴィッド・ハーバー
【作品概要】
ウィノナ・ライダーや、デヴィッド・ハーバーなど主なキャストは前シーズンから引き続き登場し、さらなる世界観の広がりを見せるNetflixオリジナルドラマ。
新たなキャストとして、『グーニーズ』(1985)や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで活躍したショーン・アスティン、『エイリアン2』(1986)などで印象的かつ確かな実力を見せるポール・ライザー、『パワーレンジャー』(2017)で主演を勤めた新進気鋭の若手俳優デイカー・モンゴメリーなど。
海外ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン2』の登場人物紹介
マイク(フィン・ヴォルフハルト)
1年前にホーキンスで起きた騒動の際に消えた少女エルを探している中学2年生。
エルの消滅などの経験から「裏の世界」に対しての警戒心は仲間のなかでも特に高い。
ウィル(ノア・シュナップ)
1年前「裏の世界」からホッパーと母の手によって帰還したマイクの友人。
身体は回復したものの、事あるごとに「裏の世界」へ意識が飛んでしまう現象に脅かされている。
ダスティン(ゲイテン・マタラッツォ)
1年前の騒動に巻き込まれたマイクの友人。
仲間の中でも特にお調子者で、ハロウィンの夜に見つけた「裏の世界」の化物を家で飼ってしまう。
ホッパー(デヴィッド・ハーバー)
ホーキンスの警察署長。
1年前の騒動で研究所のしてきたことを知り、全ての事を黙認する代償として研究所に町の安全を保障する約束を取り付けた。
町と人を守る正義感に溢れつつも、誰にも言えない秘密を抱えている。
スティーヴ(ジョー・キーリー)
町でも有名な不良。
1年前の騒動により、恋人ナンシーとの微妙な距離感に悩んでいるところを、化物の騒動で困っているダスティンに頼られる。
イレブン/エル(ミリー・ボビー・ブラウン)
1年前に失踪した超能力を持った少女。
かつてホーキンス研究所で実験体として扱われていたが、現在は「とある場所」に身を隠している。
特殊な能力を持ちつつも年頃の少女らしい性格を持ち、マイクに対する想いを募らせている。
ボブ(ショーン・アスティン)
ウィルの母親ジョイスと付き合う男性。
ホッパーとジョイスの同級生であり、持ち前の包容力と柔軟性により、ウィルからもある程度慕われている。
機械関係に強く、たびたびジョイスの手伝いをする。
オーエンズ(ポール・ライザー)
ホーキンス研究所の研究員。
1年前の騒動で研究員の大半を失ったため、後始末として派遣される。
荒っぽいことを好まない性格であり、数々の問題を丸く収めようとしているが……。
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海外ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン2』のあらすじとネタバレ
1984年10月、ピッツバーグで起きた強盗は逃走の際、不思議な能力を使い追手の警察に幻覚を見せ、逃走を成功させます。
カリと呼ばれたその女性の手首には「008」の刺青がありました。
郊外の町ホーキンスでは、マイク、ダスティン、ルーカス、ウィルがお金を持ちより、ゲームセンターで高記録を出そうとしています。
実際にいくつかのゲームで1位を取っていたダスティンでしたが、「MADMAX」と言うプレイヤーネームの人間に記録を塗り替えられ、悔しさをにじませていました。
ウィルはゲームセンター内でも、突如「裏の世界」が見えてしまい、荒れ果てたゲームセンターの外に出ると嵐が迫っているのが見えました。
翌日、マイクのクラスには都会から女の子の転校生がやってきます。
彼女は皆に「マックス」と呼ぶように自己紹介し、彼女が「MADMAX」であるとマイクたちは気が付きます。
マックスを遠くから観察するルーカスたちは次第にマックスを仲間に入れるようになるのでした。
陰謀論者の記者マレーに超能力を持つ少女の話しをされる警察署長のホッパーは、その少女を知りつつもマレーの話しをのらりくらりとかわし、通報のあった腐ったカボチャの事件の捜査へと向かいます。
カボチャ農園に辿り着いたホッパーは、園主から一夜にして全てのカボチャが腐ったと言う不思議な現象を耳にするのでした。
ジョイスはボブと言う元同級生の男と交際を進めていました。
奇跡の生還を果たしたことで、学内でも奇異な目で見られるウィルは定期的にホーキンス研究所に検査に通っていました。
ホッパーとジョイスの付き添いで、ホーキンス研究所のオーエンズ博士と話すウィルは、ゲームセンターでの出来事を話します。
「裏の世界」の悪魔が、自分以外の全員の人間を殺そうとしている、とウィルは打ち明けるのでした。
ウィルの言動がPTSDだとジョイスとホッパーに告げるオーエンズの言葉に、ホッパーは実在する病気であると納得するのでした。
しかし、その日の夜に「裏の世界」とのリンクを感じたウィルは、前より嵐が近づいていて、さらに中心に巨大な蜘蛛のような生物がいることに気がつくのでした。
ナンシーとスティーヴは、バーバラの両親にディナーに誘われ彼女の実家に行きます。
売りに出されている彼女の家のことを尋ねると、バーバラの両親は行方不明となっているバーバラを探すため、マレーを雇っていることを教えてくれました。
しかし、バーバラの死を知るナンシーは席を立ちトイレで悲しみにくれます。
深夜、山奥の罠を張り巡らせた家に帰宅したホッパーは、姿を消したはずのエルと共に過ごしていました。
1年前、マイクたちを守るため「何か」を消滅させたエルは、「裏の世界」へと転送されていました。
壁に出来た裂け目を超能力で広げ脱出したエルでしたが、捜査員たちに取り調べを受けるマイクのもとに戻ることが出来ず、森で身を隠しているところをホッパーに保護されていたのです。
ウィルの書いた空を覆う大きい蜘蛛の絵を、妄想であると思えないジョイスはホッパーに相談します。
しかし、ホッパーはウィルがPTSDの状態であると言う結論を変えませんでした。
ナンシーはバーバラが死亡していることを皆に言うことが出来ず、そのもどかしさが日に日に募っていっていることをスティーヴに告げます。
そんな彼女を励ますためにスティーヴはハロウィンパーティーにナンシーを誘います。
ハロウィンのパーティに訪れたナンシーはお酒を次から次へと飲み、心配したスティーヴすらも罵倒します。
ナンシーに愛していないと言われ、パーティ会場を去るスティーヴ。
泥酔したナンシーはパーティに来ていたジョナサンに連れて帰ってもらうのでした。
カボチャ農園の園主に話しを聞くホッパーは、病気や寒さが原因だと高を括っていましたが、他の農作物を育てる農園も全く同じ被害にあっていること知り、捜査に本腰を入れ始めます。
農園を調べるホッパーは近くの木にも腐敗が進んでいることに気がつき、部下と連絡を取り腐敗が進む農園全てをチェックさせます。
ハロウィンの夜、ダスティンは自宅のゴミ箱で見つけた生物を捕まえ飼育を始めます。
トカゲのようで、ナメクジにも見えるその生物をダルタニアンと名付けるダスティンですが、夜間、その生物は脱皮を繰り返し、肥大化し始めていました。
ダルタニアンをマイクたちに見せるダスティンは様々な文献を探しても類似の生物を見かけないことから、世紀の発見であると有頂天になります。
しかし、ウィルはかつて自分が吐き出した生物に似ていることに気が付きます。
そのことをマイクに告げると、ダルタニアンが「裏の世界」の生き物の可能性があり、殺さなければ危険だとダスティンに言いますが、ダスティンはダルタニアンを殺すことを拒否。
カゴの中から出たダルタニアンは脚を生やす進化を遂げたあと、学校内に逃げ出してしまいまうのでした。
マイクに会えないことに怒りを募らせるエルは、ホッパーと喧嘩しホッパーがいない隙に1人で外に出てしまいます。
エルはマイクに会うため、ホーキンス中学校まで独断で来ていました。
しかし、マイクがマックスと仲よさそうにしていることに嫉妬したエルはマックスを転倒させ、姿を消します。
ウィルはトイレでダルタニアンを発見しダスティンたちに無線で連絡をしますが、またしても「裏の世界」へとリンクしてしまいます。
追いかけてくる存在から逃げるウィルでしたが、蜘蛛のような生物に取り込まれてしまうのでした。
いちはやくダルタニアンのもとに駆けつけたダスティンはダルタニアンを保護し、マイクたちには見ていないと嘘をつきます。
校庭に立ち、マイクたちの呼びかけにも答えなかったウィルを保護したジョイスは、ウィルから何かが自分の中に入っていると告げられます。
腐敗した作物の調査を続けるホッパーは、腐敗した作物たちの中心にある建物がホーキンス研究所であることに気がつきます。
研究所のオーエンズにそのことを伝えるホッパーは研究所は町に被害を与えない約束を遂行しろと調査を命じます。
ホッパーはオーエンズと共にカボチャ農園を訪れ、研究所の職員が調査を始めていることを確認しますが、そこにエルの目撃情報が無線で入るのでした。
エルが自宅に帰ると、ホッパーはエルに対しルール破りの罰としてテレビを壊し2人は決裂してしまいます。
お風呂にも入らず、高温を嫌うウィルから話しを聞くホッパーとジョイスは、「裏の世界」で影に取り込まれ、体内にその影が侵入し1つとなっている感覚があるとウィルに言われます。
言葉で上手く説明できないウィルに、ジョイスは絵で描くように促すのでした。
ウィルの描いた絵をつなぎ合わせると、まるで蔓のような絵になり、その蔓を腐敗したカボチャ農園で見たことから、ホッパーはカボチャ農園へと向かいます。
カボチャ農園の地面を掘りすすめるホッパーは、根の部分が空洞になっていることに気がつき空洞に入ります。
すると、空洞はトンネル状にどこまでも続いているのでした。
地下に出来たトンネルを調査するホッパーは、トンネル内に生えた謎の植物から粘液をかけられ、視界がぼやけ倒れてしまいます。
入ってきた入り口の穴も、生え始めた蔓によって閉じてしまうのでした。
ホッパーの捜査資料の中から、娘を研究所に奪われたと主張していたテリー・アイヴスの記事を見つけたエルは、能力で彼女こそが自分の母であると直感します。
テリーに会いに来たエルは、テリーに自分が娘であることを伝えますが、研究所による実験の後遺症から、テリーは上の空で彼女の話しを聞いていないようでした。
テリーの妹から話を聞き、彼女がもう二度と正気を取り戻さないのでは、と思うエルは、超能力を使いテリーの過去を追体験し、ひどくショックを受けるのでした。
悪夢をみたウィルはジョイスとマイクにホッパーが危険な目にあっていることを告げます。
ダスティンが帰宅し、ダルタニアンの様子を見ると、ダルタニアンはダスティンの飼い猫を食い殺していました。
ダルタニアンを隔離することを決めたダスティンは母親を家から巧みに追い出し、ダルタニアンを地下室に閉じ込めることに成功します。
バーバラの失踪の真実を公表しようとするナンシーは、ジョナサンと共に記者のマレーのもとを訪れます。
独自の調査でかなりの部分にたどり着いていたマレーに真実を話すことを決めるナンシー。
ナンシーから1年前の騒動の全てを聞き終えたマレーは、このことを世間に公開しても誰も信じないと言います。
真実に近い作り話を世間に公表し、研究所の人間を逮捕させる方法を思い浮かんだマレーはナンシーとジョナサンにそのことを話します。
新聞社に編集した録音テープを送ることにしたナンシーとジョイスはマレーの家で一夜を明かします。
一方、ホッパーのいる場所を絵に描くウィルですが、自宅中に張り巡らされたその絵は漠然としていてウィル自身ですら良くわかりませんでした。
ジョイスは謎解きが好きなボブが家を訪ねてきたことをきっかけに、ボブに絵の謎を解くことを頼みます。
事情を聞かされず困惑するボブでしたが、見覚えるのある形からその絵がホーキンスの町そのものであることに気がつきました。
マイクとジョイスの協力で、ホッパーのいる地点が分かり、彼を見つけるため現地に向かいます。
地図の場所でホッパーの掘った穴を見つけたジョイスとボブはトンネル内に入り、蔓に覆われ、身動きが取れなくなっていたホッパーを救出します。
カボチャ畑の土の成分から不可思議な現象に気がついた研究所の職員も駆けつけ、ホッパーたちを救助するとともにトンネル内の蔓を燃やしました。
その後、ウィルとホッパーは研究所に運ばれ除染されます。
火傷のような症状を訴え暴れるウィルですが、身体に火傷の症状は見つかりませんでした。
一方、ダルタニアンによる非常事態に助けを求めるダスティンは仲間全員と連絡が取れず、焦ります。
マイクの家に駆けつけたダスティンでしたが、真実を知るマイクもナンシーもおらず、仕方なくナンシーに謝罪しようと訪ねてきたスティーヴに助けを求めるのでした。
スティーヴはダスティン家の地下室に釘バットを持って侵入しますが、脱皮した様子のダルタニアンの皮と、地下室の壁が破壊され脱出された形跡しか発見できませんでした。
家に帰宅したルーカスは妹から、ダスティンが助けを求める無線がうるさかったと聞き、ダスティンと連絡を取ります。
ダスティンはダルタニアンが1年前に戦った「何か」の幼生児であるではないかと話し、スティーヴと共に追っているからすぐ来てくれとルーカスを呼びます。
マックスの兄ビリーは、スティーヴを越える運動神経と粗暴な行為が目立つ人物で、血が繋がっていないマックスに、ルーカスとは話しをするなときつく言い聞かせていました。
しかし、ルーカスはマックスにしたかつての話しが真実であると証明するために、ダルタニアンの捜索に彼女を連れて行くのでした。
研究所で今までの全てを聞かされたボブは目を覚ましたウィルに駆け寄りますが、彼はボブを覚えていない様子でした。
ウィルはその場にいる人間で覚えているのはジョイスとマイクだけで、オーエンズもボブもホッパーも記憶にありません。
オーエンズがウィルに了承を取り、蔓を目の前で燃やす実験をするとウィルが苦しみだし、蔓とウィルの中に入り込んだ生物が共通意思を持っていること知ります。
研究者同士の打ち合わせで、ウィルの脳内が驚くべきスピードで侵蝕されていることをオーエンズは知ります。
しかし、他の研究者はウィルの命に興味が無く、蔓を燃やし汚染を止めることを提案しますが、オーエンズはウィルの命を優先させるため苦悩します。
マイクに話しかけられたウィルは、侵蝕を食い止める方法をみたとマイクに話し、自身の中にいる存在が見せたがらないポイントを自分が描いた絵に指し示します。
そこに何があるか分からないと付け加えたウィルですが、何の手がかりもない状況なため、研究員たちはそこに調査隊を派遣します
ダスティンとスティーヴはダルタニアンを追う中で、オタクと歳の離れた不良でありながら、女子の話しで盛り上がり次第に仲を深めます。
しかし、彼らが向かっていく先は野菜の腐敗が広がる研究所への道でした。
依然、マイクたちと研究所の職員から隠れるために使っていた、捨てられた車が集まる空き地でダルタニアンを捕まえる準備を進めるスティーヴとダスティンのもとに、ルーカスとマックスが加わります。
4人は、相手が化物であることを理解し、着々と準備を進めるのでした。
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海外ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン2』の感想と評価
前シーズンではウィルの失踪から始まる、ホーキンス研究所との攻防や「裏の世界」の存在がメインとなり、物語の面白さもその部分にフォーカスされていました。
ですが今シーズンでは、ホーキンス研究所との仲はそれなりに改善しているため、「裏の世界」の恐怖がメインとなっています。
意思を持っているのか、何が目的なのかが全く分からない「裏の世界」が徐々に現実世界に侵攻してくる恐怖は、回を増すごとに強くなり、いつどんな時に破滅を迎えるのか、に鑑賞していてドキドキしてしまいます。
もちろん、前シーズンと同様に恐怖演出だけでなく、それぞれの人間関係が織り成す群像劇も見どころの1つで、一見バラバラに見える各人の行動がしっかりとラストに繋がっていく脚本の魅力は今シーズンにも備わっていました。
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まとめ
前シーズンでは、町きっての不良であるゆえに、行動が想像できない人物だったスティーヴ。
しかし、今シーズンでは、意外な人物との組み合わせで登場人物の誰よりも格好良いシーンを見せるキャラクターとなっています。
このように『ストレンジャーシングス 未知の世界 シーズン2』は、前シーズンから続けて視聴することによって、何倍もの意外さを味わうことの出来るドラマです。
丁度いい恐怖演出と、青春を感じることの出来る展開、夏に一気見するのに適した海外ドラマと言える作品です。