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映画『シェイプ・オブ・ウォーター』あらすじとキャスト。監督ギレルモ・デル・トロ紹介も

  • Writer :
  • 馬渕一平

アカデミー賞最多13部門ノミネート!!

ギレルモ・デル・トロ監督が映し出すファンタジーロマンス。

3月1日(木)より公開の『シェイプ・オブ・ウォーター』をご紹介します。

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1.『シェイプ・オブ・ウォーター』の作品情報


(C)2017 Twentieth Century Fox

【公開】
2018年(アメリカ映画)

【原題】
The Shape of Water

【監督・製作・原案・脚本】
ギレルモ・デル・トロ

【キャスト】
サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スタールバーグ、オクタビア・スペンサー、デビッド・ヒューレット、ニック・サーシー、ナイジェル・ベネット、ローレン・リー・スミス、マーティン・ローチ、モーガン・ケリー

【作品概要】
ベネチア国際映画祭2017 金獅子賞(最優秀作品賞)、ゴールデン・グローブ監督賞&作曲賞受賞!

アカデミー賞最多13部門ノミネート!!

『パンズ・ラビリンス』(2007)のギレルモ・デル・トロ監督が描く究極のファンタジー・ロマンス。

アカデミー賞本命の話題作がいよいよ日本公開!

2.ギレルモ・デル・トロ監督のプロフィール

参考映像:『パンズ・ラビリンス』予告編

1964年10月9日生まれ、メキシコ出身。短編映画やTVシリーズで経験を積み、1993年に『クロノス』で長編映画監督デビュー。

その後は『ミミック』(1997)、『デビルズ・バックボーン』(2001)、『ブレイド2』(2002)、『ヘルボーイ』(2004)と次々に作品を手掛け、着実に監督としてのスキルを上げていきます。

代表作である2006年の『パンズ・ラビリンス』がアカデミー賞6部門にノミネートされ、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞を受賞。自身も脚本賞でノミネートを果たし、その名を世界に知らしめました。

ジブリからの強い影響を公言するデル・トロ監督は、現実と空想(ファンタジー)の揺らぎを作り出すのに長けており、そのダークな画作りとキモ可愛いさが何とも言えないクリーチャーデザインのセンスなど、映画ファンの心をくすぐり続けています。

個人的にオススメしたいのは『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(2008)と『パシフィック・リム』(2013)です。

前者はロン・パールマン演じるヘルボーイとダグ・ジョーンズ演じるエイブのボンクラコンビが活躍する超楽しいヒーローもの。1作目も悪くないですが、個人的に2作目はアメコミ原作ものの映画化作品の中でも一二を争うレベルだと思います。

後者は日本の怪獣特撮愛が溢れまくった作品で、日本へのラブレターのような中身になっています。巨大ロボをパイロット二人で操縦して怪獣を倒すという本当にストレートなお話なので好みが分かれるかもしれませんが、その突き抜け方には思わず拍手を贈りたくなること間違いなしです。

ちなみに『パシフィック・リム』の続編である『パシフィック・リム:アップライジング』はギレルモ・デル・トロ監督が製作を担当し、主にTV作品の脚本などを手掛けていたスティーヴン・S・デナイトが監督を務めます。今年の4月に公開予定です。

さらに、監督業だけでなくTVシリーズ『ストレイン 沈黙のエクリプス』(2014~2017)では脚本・監督・製作原案を務め、ピーター・ジャクソン監督の『ホビット』三部作(12/13/14)では脚本を手掛けています。

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3.『シェイプ・オブ・ウォーター』のキャスト配役のプロフィール


(C)2017 Twentieth Century Fox

サリー・ホーキンス(イライザ役)

1976年4月27日生まれ、イギリス・ロンドン出身。イギリス代表する女優の一人。

2008年の『ハッピー・ゴー・ラッキー』で、ゴールデン・グローブ賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞を始めとする数々の賞に輝きました。

その後、ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』(2013)で演じた妹のジンジャー役でも高い評価を受け、アカデミー賞、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネート。

また、大ヒット作『パディントン』シリーズ(14/18)のブラウン夫人役でも広く知られています。

本作では、声を出すことができない女性清掃員・イライザを演じます。

マイケル・シャノン(ストリックランド役)

1974年8月7日生まれ、アメリカ・ケンタッキー州出身。193cmとかなり大柄の身体と怖い顔が印象に残る俳優です。

サム・メンデス監督の『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(2008)でアカデミー賞にノミネート。『マン・オブ・スティール』(2013)のヴィランであるゾッド将軍役としても有名です。

トム・フォード監督の『ノクターナル・アニマルズ』(2016)で再びアカデミー賞ノミネートを果たしました。

その他の出演作は、『パール・ハーバー』(2001)、『バニラ・スカイ』(2001)、『8Mile』(2002)、『ラビング 愛という名前のふたり』(2016)など。

本作では、イライザと半魚人を追い詰める政府の役人・ストリックランドを演じます。

リチャード・ジェンキンス(ジャイルズ役)

1947年5月4日生まれ、アメリカ・イリノイ州生まれ。80本以上の映画に出演している大ベテラン。2007年の『扉をたたく人』ではアカデミー賞にノミネートされました。

その他の出演作は、『イーストウィックの魔女たち』(87)、『アメリカの災難』(96)、『メリーに首ったけ』(98)、『バーバー』(01)、『バーン・アフター・リーディング』(08)、『キャビン』(12)、『アウトロー』(12)、『スポットライト 世紀のスクープ』(15)、『キングコング:髑髏島の巨神』(17)など、超大作から小さなものまで実に様々。

本作では、ゲイであることを隠しているイライザの隣人・ジャイルズを演じます。

ダグ・ジョーンズ(不思議な生きもの役)

1960年5月24日生まれ、アメリカ・インディアナ州出身。

『ヘルボーイ』シリーズのエイブ・サピエン、『パンズ・ラビリンス』のパンとペイルマン、『クリムゾン・ピーク』(2015)の幽霊などデル・トロ作品に数多く出演しています。特殊メイクに覆われてしまうので、素顔の印象は薄い俳優さんですね。

また、『ファンタスティック・フォー 銀河の危機』(2007)ではシルバー・サーファーに扮し、高い評価を受けました。

その他には、TVシリーズの『フォーリング スカイズ』(2011~2015)や『スタートレック:ディスカバリー』(2017~)などにもメインキャストとして出演しています。

本作では、アマゾンで発見された半魚人を演じます。

マイケル・スタールバーグ(ホフステトラー博士役)

1968年7月5日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身。マーティン・マクドナーの舞台「ピローマン」でトニー賞にノミネートされるなど、主に演劇やTVシリーズで活躍しています。

コーエン兄弟の『シリアスマン』(2009)でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、映画俳優としても高く評価されました。

その他の出演作は、『ヒューゴの不思議な発明』(2011)、『リンカーン』(2012)、『ブルージャスミン』、『スティーヴ・ジョブズ』(2015)、『メッセージ』(2016)など、名監督の作品ばかりが並びます。

本作では、研究所で働くホフステトラー博士を演じます。

オクタビア・スペンサー(ゼルダ役)

1970年5月25日生まれ、アメリカ・アラバマ州出身。今、ハリウッドで最も人気を集める演技派女優。

『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』(2011)ではアカデミー賞、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、放送映画批評家協会賞など数々の賞を受賞。さらに『ドリーム』(2016)でもアカデミー賞にノミネートされました。

その他の出演作は、『スパイダーマン』(2002)、『フルートベール駅で』(2013)、『スノーピアサー』(2013)、『ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~』(2014)、『ズートピア』(2016)、『ギフテッド』(2017)など。

名作にはこの人ありというような印象すら抱かせる程、彼女の近年の作品選びは素晴らしいです。

本作では、イライザの同僚であるゼルダを演じます。

4.『シェイプ・オブ・ウォーター』のあらすじ


(C)2017 Twentieth Century Fox

1962年、アメリカ。

政府の極秘研究所に勤めるイライザは、秘かに運び込まれた不思議な生きものを見てしまいました。

アマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くようになります。

子供の頃のトラウマで声が出せないイライザでしたが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要ありませんでした。

音楽とダンスに手話、そして熱い眼差しで二人の心が通い始めた時、イライザは“彼”が間もなく国家の威信をかけた実験の犠牲になると知ります…。

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まとめ


(C)2017 Twentieth Century Fox

デル・トロ監督は、幼少期に見た『大アマゾンの半魚人』(1954)の結末に納得がいかず、勝手に想像して幸せな絵を描いていたそうです。

スター俳優を排し、監督自らで資金を出して作られたという個人的な想いの詰まった本作。

しかし、その個人的な想いを一級のファンタジーロマンスに昇華させてしまう手腕はさすがの一言。

声を愛を自由を奪われた者たちの物語は現代にどう響くのか。

世界的な映画監督になった今でも少年の心を忘れない愛すべき映画オタクの想いをぜひスクリーンで見届けましょう!

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