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Entry 2022/01/15
Update

ハリー・ポッターと秘密の部屋|ネタバレあらすじ解説と結末の感想評価。ダンブルドアを演じたリチャード・ハリスの熱演が光るハリポタ第2弾

  • Writer :
  • 秋國まゆ

J・K・ローリングの世界的ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズ映画化第2作!

クリス・コロンバスが製作総指揮・監督を務めた、2002年製作のアメリカのファンタジー映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』。

ホグワーツ魔法魔術学校の2年生になった主人公ハリー・ポッターが、新学期を迎えたホグワーツで起きた奇妙な事件の謎を、親友2人と一緒に解き明かしていく姿とは、具体的にどんな内容だったのでしょうか。

新学期を迎えたホグワーツで起きた奇妙な事件の謎、その謎を紐解く鍵である秘密の部屋に迫るハリー・ポッターの姿を描いた、「ハリー・ポッター」シリーズ第2作『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のネタバレあらすじと作品解説をご紹介いたします。

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映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の作品情報


(C)2002 WARNER BROS. HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C)WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED.
HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C)J.K.ROWLING.

【公開】
2002年(アメリカ映画)

【原作】
J・K・ローリングの『ハリー・ポッターと秘密の部屋』

【監督】
クリス・コロンバス

【キャスト】
ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、リチャード・ハリス、マギー・スミス、アラン・リックマン、ロビー・コルトレーン、フィオナ・ショウ、ジョン・クリーズ、トム・フェルトン、マシュー・ルイス、ケネス・ブラナー、ジェイソン・アイザックス、ミリアム・マーゴリーズ、マーク・ウィリアムズ、ジュリー・ウォルターズ、ボニー・ライト、シャーリー・ヘンダーソン、ジェマ・ジョーンズ、サリー・モーテモア、ワーウィック・デイヴィス、ショーン・ビガースタッフ、アルフレッド・バーク、デヴィッド・ブラッドリー、ロバート・ハーディ、ジョシュ・ハードマン

【作品概要】
「ナイト・ミュージアム」シリーズのクリス・コロンバスが、製作総指揮・監督を務めたアメリカのファンタジー作品。

原作はイギリスの作家J・K・ローリングのファンタジー小説、「ハリー・ポッター」シリーズ第2巻『ハリー・ポッターと秘密の部屋』であり、前作『ハリー・ポッターと賢者の石』の続編です。

前作『ハリー・ポッターと賢者の石』に引き続き、「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが主演を務めています。

映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のあらすじとネタバレ


(C)2002 WARNER BROS. HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C)WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED.
HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C)J.K.ROWLING.

イギリス魔法会で広く知られる闇の魔法使いヴォルデモートに、赤ん坊の時に両親を殺されてしまった少年ハリー・ポッターは、夏休みの間唯一の身寄りであるダーズリー家へ帰省していました。

ハリーにとって初めて友達が出来た、年少の魔女や魔法使いが魔法を学ぶ7年制、かつ全寮制の教育機関「ホグワーツ魔法魔術学校」での生活が恋しいハリー。

彼は親友のロン・ウィーズリーやハーマイオニー・グレンジャーから1通も手紙が来ず、寂しく思っていました。

そんなある日、ハリーの元に突如屋敷しもべの妖精ドビーが現れ、「新学期にはホグワーツに戻ってはいけない。恐ろしい罠が仕掛けられている」と警告されます。

ロンたちの手紙がこないのは、ハリーをホグワーツに行かせまいとしたドビーの仕業でした。

さらにドビーは、ケーキに魔法をかけてダーズリーの商談相手の頭上に落とし、ダーズリーを怒らせ、ハリーを部屋に監禁するよう仕向けます。

監禁されてしまったハリーを助け出したのは、空飛ぶ車フォード・アングリアに乗って現れた、ロンとその兄フレッドとジョージでした。

退屈で仕方ないダーズリー家を脱出後、ハリーはウィーズリー家を訪れ、ロンたちと一緒に新しい教科書を買うため、煙突飛行粉(フルー・パウダー)を使ってダイアゴン横丁へ行こうとします。

しかし、初めて煙突飛行粉を使ったハリーは発音に失敗し、「夜の闇(ノクターン)横丁」へ迷い込んでしまうのです。

偶然そこにいたホグワーツの森番ルビウス・ハグリッドに救出され、ダイアゴン横丁まで送ってもらったハリーは、ハーマイオニーとも再会します。

ハーマイオニーに連れられ、ロンたちがいる書店を訪れたハリー。書店ではハンサムな魔法使いギルデロイ・ロックハートのサイン会が行われており、彼を見つけたロックハートは、むりやり日刊予言者新聞の記者にツーショット写真を撮らせ、7冊の自伝すべてを無料で贈ります。

サイン会に並んだロンの母親を待つ間、ハリーたちは、ホグワーツの4つの寮の1つ、「スリザリン」寮生のドラコ・マルフォイと、彼の父ルシウス・マルフォイと出会いました。

マグル(非魔法族)や、マグル出身の魔法使いへの差別意識が強いマルフォイ親子は、ハーマイオニーやウィーズリー家に嫌味を言うだけ言って立ち去っていきました。

その後、ハリーとロンたち兄弟は、キングス・クロス駅へ向かい、9と3/4番線へ繋がる壁を通り抜け、11時発の汽車「ホグワーツ特急」に乗ろうとします。

しかし、何故かハリーとロンだけ壁を通り抜けられません。11時発のホグワーツ特急に乗り遅れてしまったハリーたちは、空飛ぶ車に乗ってホグワーツへ向かうことにしました。

乗るはずだったホグワーツ特急に危うく轢かれかけたり、空飛ぶ車が突如操縦不能になり、ホグワーツ敷地内にある暴れ柳に激突したり。

空飛ぶ車を止めようとしたロンの杖が折れてしまったり、ハリーたちと彼らの荷物を車内から追い出した空飛ぶ車が、そのまま禁じられた森へ走り去ってしまったり………。

散々な目に遭ったものの、ハリーたちは何とかホグワーツに戻ることが出来ました。

しかし、車が空を飛んでいるところをマグル7人見られてしまったせいで、2人はスリザリン尞監でありホグワーツの教師セブルス・スネイプと、ホグワーツ魔法魔術学校の4つの寮のひとつ「グリフィンドール」寮監でありホグワーツの副校長ミネルバ・マクゴナガルから処罰を受ける羽目に。


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翌日。ロンは母親から吠えメールで散々叱られ、杖は折れたものを使用しなければならない罰を、ハリーは新たに闇の魔術に対する防衛術の担当教師となったロックハートのファンレターの返事書きという懲罰を受けました。

その際、ハリーの耳に「来い、来い」「血だ!血の匂いがする。お前を引き裂いて殺してやるぞ」という謎の声が聞こえてきましたが、それは何故か彼にしか聞こえていませんでした。

その直後、床が水浸しになっている廊下で、ホグワーツの管理人アーガス・フィルチの猫ミセス・ノリスが石にされてしまった事件が発生。

その近くの壁には、「秘密の部屋は開かれたり。継承者の敵よ、心せよ」という血文字が描かれており、床には蜘蛛の大群が外へ向かって這っていました。

声が聞こえたハリーと、夕食になっても戻ってこない彼を心配してきたロンとハーマイオニーが、事件の第一発見者でした。

そこへ、マルフォイたちホグワーツの生徒と共に現れたスネイプとフィルチから、犯人扱いされてしまうハリーたちでしたが、ホグワーツの校長アルバス・ダンブルドアが止めに入ります。

ダンブルドアはホグワーツの教師スプラウトに頼んで、石にされた者を元に戻す力がある植物「マンドレイク」を使った蘇生薬で、石化したミセス・ノリスを元に戻そうと提案し、フィルチの怒りを収めてくれたのです。

以下、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』ネタバレ・結末の記載がございます。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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翌日。マクゴナガルが受け持つ変身術の授業を受けた際、ハーマイオニーはマクゴナガルに、秘密の部屋について尋ねます。

マクゴナガルは一瞬躊躇したのち、ハーマイオニーの問いに答えました。「1,000年以上も前に、4人の偉大な魔女と魔法使いによって、ホグワーツは創設された」

「ゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクロー、そしてサラザール・スリザリン」「創設者のうち3人は協調し合っていたが、1人は別だった」

「スリザリンは入学する生徒を厳選し、魔法教育は純粋に魔法族の家系のみ与えるべきだと考えたが、3人の反対で彼は学校を去った」

「スリザリンは学校を去る前に、自身の継承者が出現するまでの間、城の中に作った秘密の部屋を封印することにした」

「真の継承者のみが封印を解き、その中の恐怖を解き放ち操ることで、魔法を学ぶ資格がないと彼が考える者を追放すると伝説では言われている」

「未だにどこにあるか見つかっていない秘密の部屋には、スリザリンの継承者のみが操れる恐ろしい怪物がいる」

秘密の部屋の話を聞いたハリー・ロン・ハーマイオニーの3人は、そのスリザリンの継承者とは、マグルを毛嫌いしているマルフォイなのではないかと考えました。

そこでハリーたちは、飲んだ者を一時的に別の人間に変える魔法薬「ポリジュース薬」を作り、マルフォイの取り巻きであるクラッブとゴイルに化けて、マルフォイに直接話を聞き出そうと計画しました。

後日。ホグワーツでは寮対抗のスポーツ「クィディッチ」の試合が行われ、新しいスリザリンのシーカーとなったマルフォイと、グリフィンドールのシーカーであるハリーが激突。

何者かが細工した暴れ球(ブラッシャー)に執拗に狙われる中、ハリーはマルフォイとの戦いを制し、ピッチ内を縦横無尽に飛び回るスニッチをキャッチ。大差をつけられていたグリフィンドールを勝利に導きました。

しかし、ハリーは暴れ球が当たって右腕を骨折した挙句、治そうとしたロックハートの誤った呪文によって骨を失くされてしまいます。

骨を一晩で生やすという荒療治のため、医務室のベッドで療養することになったハリーの元へ、ドビーが再来。9と3/4番線への入り口を封じたのも、暴れ球に細工したのも、ドビーの仕業でした。

ドビーは決して、ハリーを殺そうとしたわけではありません。ドビーはただ、初めて対等に扱ってくれたハリーを、ホグワーツに襲い掛かる危険から守りたいだけなのです。

ついにホグワーツの生徒コリンまで石にされた事件が起き、秘密の部屋の話題で持ちきりになっていたある日、ロックハートの発案により決闘クラブが開催されました。

この時、マルフォイと対戦したハリーが、実はサラザールと同じ、蛇語を話せる特殊能力「パーセルマウス」だったことが判明しました。

その日の夜。またホグワーツの生徒が石にされてしまった事件が発生。その第一発見者は、またハリーでした。

フィルチやマクゴナガルに犯人だと疑われてしまったハリーは、ダンブルドアに呼び出され校長室へ。

ハリーがダンブルドアと、ダンブルドアの鳥「不死鳥のフォークス」について話していると、そこへハリーの無罪を訴えに来たハグリッドが現れます。

ダンブルドアも、ハリーが生徒を襲った犯人だなんて思っていません。ダンブルドアはただ、ハリーが自分に何か言いたいことがあるのではないかと思って呼んだだけでした。

ハリー・ロン・ハーマイオニーはクリスマス休暇を利用して、完成したポリジュース薬を使ってクラッブたちに変身し、マルフォイに探りを入れてみましたが、彼はスリザリンの継承者ではないことが判明。

ですがマルフォイが、「50年前に秘密の部屋が開かれた時は、マグル出身の生徒が1人襲われた」と、ルシウスから聞いていたという情報を掴みました。

誤って猫に変身してしまったハーマイオニーが医務室に行っている間、ハリーとロンは寮へ戻る途中、あの時と同じように床が水浸しになっていることに気づきます。

その水の出所を探ったところ、嘆きのマートルというゴーストがいる3階の女子トイレの手洗い台から、水が大量に放出されていました。

ハリーたちが嘆きのマートルに事情を聞くと、彼女は生徒の誰かからいじめられ、本を投げつけられてしまったのだと言います。

その本とは、トム・マールヴォロ・リドルという人物が記した黒く古い日記帳のことでした。

寮に持ち帰り、ハリーがリドルの日記帳を調べてみた結果、日記帳に記されていたのは文字ではなく、リドル自身の記憶が残されていたことが判明。

彼の記憶を見たハリーは、マルフォイが話していた通り、50年前にも秘密の部屋が開かれ事件が起きたことを知ります。

そしてリドルが、アラゴグという蜘蛛の怪物を隠れて飼っていたハグリッドを、杖を没収し退学処分にしようと迫ったことも………。

後日。ハリーの部屋が何者かに荒らされ、リドルの日記帳が盗まれてしまいます。さらに、ハリーが出場する予定だったクィディッチの試合が突如中止。

その理由は、またしてもホグワーツの生徒が石にされてしまったからです。今回の被害者はハーマイオニーでした。


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ハリーとロンは寮を抜け出し、透明マントに隠れながらハグリッドの元へ向かいました。

しかし、ハリーたちがハグリッドから話を聞こうとした瞬間、ダンブルドアとロンの父親が勤めている魔法省の大臣コーネリウス・ファッジ、ダンブルドアを追いかけてきたルシウスが訪ねてきたのです。

ハリーたちが慌てて透明マントに隠れ様子を窺っていると、4人は事件の犯人ではないかと疑われているハグリッドが、魔法界の刑務所「アズカバン」へ送られること、ルシウスを含むホグワーツの理事全員がダンブルドアの退陣を決めたことを話していました。

4人が立ち去った後、ハリーたちはハグリッドが去り際に残した言葉に従い、蜘蛛の跡を追いかけて禁じられた森へ向かいます。

その結果、ハリーたちはハグリッドに育てられた大蜘蛛アクロマンチュラのアラゴグと遭遇。アラゴグハグリッドの身に置かれた状況を話し、秘密の部屋にいる怪物について話を聞きました。

アラゴグはハグリッドは無実であると訴え、自分たち蜘蛛の仲間が太古の昔から何より恐れている者がホグワーツ城で生まれ、それが秘密の部屋の怪物ではないかと話します。

翌朝。アラゴグの子供たちに襲われるも、何とか禁じられた森から脱出できたハリーたちは、石にされてしまったハーマイオニーを見舞います。

その際、ハリーたちはハーマイオニーの左手に、小さな紙切れを握っていることに気がつきました。それは、ハーマイオニーが図書館で調べていたものでした。

「我らの世界を徘徊する怪獣で、最も恐れるべきはバジリスク」「数百年も生き長らえているこの巨大な蛇のひと睨みは命取り。蜘蛛が逃げ出すのはその前触れだ」

そのバジリスクこそ秘密の部屋に棲む怪物だったのです。だから、蛇語を話せるハリーにしか聞こえませんでした。

ハーマイオニーたちが死んでいないのは、それぞれ水浸しの床やカメラ、首なしニックに手鏡など、バジリスクの目を間接的に見ただけだったからだと推測するハリーたち。

さらにバジリスクが城内をうろつけるのは、配管のパイプを伝っているからだと、ハーマイオニーはメモに残しておいてくれました。

そしてハリーたちは、50年前にトイレで襲われ死んでしまった女生徒とは、嘆きのマートルのことではないかと推測しました。

その直後、2階の廊下に「彼女の白骨は、永遠に秘密の部屋に」という血文字が記されているのが、通りかかったマクゴナガルによって発見されました。

マクゴナガルと集められたホグワーツの教員の話によると、ロンとフレッドたちの妹ジニー・ウィーズリーが秘密の部屋へ連れ去らわれてしまったのです。


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ジニーの救出任務を一任されたロックハートは、その役目を放棄しホグワーツからの逃亡を図ります。何故なら、ロックハートの自伝に綴られた武勇伝は全て他人の手柄であり、彼自身は単なるペテン師でしかないからです。

ハリーたちは一緒に秘密の部屋へ連れて行こうと、ロックハートを脅し3階の女子トイレへ。秘密の部屋への入り口は、嘆きのマートルが殺された、蛇口に蛇が彫られている女子トイレの手洗い台だったのです。

ハリーが話した蛇語で開かれた秘密の部屋へ、3人は乗り込んでいきますが途中小競り合いになり、ロンの折れた杖を奪ったロックハートが忘却術を唱えましたが逆噴射。

その衝撃で通路が崩れ、ロンたちと分断されてしまったハリーは、単身秘密の部屋へ。辿り着いた先で彼が見たのは、氷のように体が冷たくなっているジニーと50年前のリドルでした。

16歳の自分を日記に保存したリドルは、日記を手にしたジニーを操り秘密の部屋を開かせ、一連の事件を起こさせたのです。そして、ハグリッドを過去と今で嵌めたのも、彼でした。

女子トイレに日記があったのは、日記の力を恐れたジニーが投げ捨てたからです。そう話すリドルは、自分の正体はスリザリンの継承者であるヴォルデモートであることを明かします。

そこへフォークスが現れ、ハリーに組分け帽子を渡した直後、リドルはバジリスクを召喚。今度こそハリーを殺そうとしました。

「数分でジニーは死に、僕は記憶から抜け出る。ヴォルデモート卿の復活だ」「再び生きて、この世に!」

ハリーは窮地に陥ったものの、フォークスのおかげでバジリスクの両目が潰れます。それから、ハリーは組分け帽子からゴドリック・グリフィンドールの剣を取り出し、バジリスクを倒しました。

さらにハリーは、腕に刺さったバジリスクの牙を使って日記を破壊し、リドルを消滅させました。ジニーを無事救出したハリーの元へ、蘇ったフォークスが飛んできます。

フォークスの涙に宿る癒しの力で、ハリーの体を蝕んでいたバジリスクの毒が抜け回復しました。

秘密の部屋から脱出したハリーとロンは、ダンブルドアからホグワーツ特別功労賞を与えられました。ダンブルドアから、アズカバン宛てのハグリッドの釈放通知を託されたロンが退室。

ハリーはヴォルデモートと似通った点があることを、ダンブルドアに打ち明けます。それに対し、ダンブルドアはこう答えました。

「ハリーが蛇語を話せるのは、ヴォルデモートが負わせた額の傷に、自らの力の一部を意図せずに移したからだ」

「君とヴォルデモートの違いは、自分の意思で寮を選択したことだ」「君が真のグリフィンドール生だからこそ、剣を取り出せた」

その直後、ドビーを連れたルシウスが現れます。この時、ダンブルドアの口から、ルシウスが他の理事に「家族を殺す」と脅し、無理矢理ダンブルドアの停職に同意させたことが明かされました。

悔しそうに立ち去っていったルシウスを追いかけ、ハリーは日記を手渡します。「ダイアゴン横丁で会った時、ジニーの鍋にこれを滑り込ませたでしょう?」

ルシウスはそれには答えず、ドビーに日記を渡して帰ろうとしますが、その日記の中にはハリーが仕込んだ靴下が入っていました。これでドビーは、晴れて自由の身となりました。

後日。石にされたハーマイオニーたちは全員元に戻り、ハグリッドもアズカバンから無事釈放され、ホグワーツは再び平和を取り戻しました。

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映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の感想と評価


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新学期を迎えたハリーたち

ホグワーツの2年生になったハリーたちの学校生活は、1年時とはまた違う新たな魔法の授業と、マルフォイとハリーが激突するクィディッチの試合の様子が描かれています。

そのどれもが観る人もワクワクさせられるものであり、クィディッチは手に汗握る激闘が繰り広げられていてとても面白いです。

物語の後半では、平和だった学校生活が一変し、封印が解かれた秘密の部屋による事件が発生。次々とマグル出身の生徒が襲われていく奇妙で不気味な事件は、観ているだけでゾッとします。

ですが、ハリーたち仲良しトリオが事件の謎を解き明かしていくところは、ミステリー要素があって楽しいです。

事件の黒幕とその正体


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事件の謎を解き明かしたハリーが、ついに物語の終盤、事件の黒幕と対峙します。秘密の部屋事件の黒幕は、トム・リドルでした。

マグルへの差別意識が強いリドルは、サラザールと同じようにマグル出身の生徒と、そしてハリーを殺すために、ジニーとバジリスクを操って一連の事件を起こしました。

そんなリドルの正体が、ハリーの両親を殺したヴォルデモートだったなんていう、衝撃的な真実が明かされた時、観ている誰もが驚かされること間違いなしです。

まとめ


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新学期を迎えたホグワーツを舞台に、2年生になったハリーたちが秘密の部屋と、それによって起きた事件の謎を解き明かしていくアメリカのファンタジー作品でした。

作中で何度も窮地に陥ってしまうハリーを救ってくれたのは、ホグワーツの校長ダンブルドアです。

ダンブルドアはきっと、ハリーが蛇語の声が聞こえたのを言い出せなかったことや、トム・リドルの日記で彼の記憶を見たことも、秘密の部屋について色々調べていることも、全て分かっていたのでしょう。

そんなダンブルドアを第1、2作で演じたリチャード・ハリスは、本作が公開された2002年に亡くなってしまいました

リチャード・ハリスの遺作となってしまった本作での、ダンブルドアの活躍をぜひ見逃さずに観て欲しいです。

遺作となってしまったリチャード・ハリスの演技と、事件の謎を解き明かしていくハリーたちの活躍に魅了されるファンタジー映画が観たい人に、とてもオススメな作品です。

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