Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2018/07/20
Update

映画『おかえり、ブルゴーニュへ』あらすじ/キャスト/公開日。セドリック・クラピッシュ監督4年ぶりの新作!

  • Writer :
  • かりごめあき

『猫が行方不明』『スパニッシュ・ アパートメント』などで知られる、セドリック・クラピッシュ監督4年ぶりの新作『おかえり、ブルゴーニュへ』の日本公開が決定しました。

11月17日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開です!

“ワインの日(毎月20日)”に合わせて解禁された場面写真3点とともに、『おかえり、ブルゴーニュへ』をご紹介します。


©2016 – CE QUI ME MEUT – STUDIOCANAL – FRANCE 2 CINEMA

映画『おかえり、ブルゴーニュへ』日本公開決定!


©2016 – CE QUI ME MEUT – STUDIOCANAL – FRANCE 2 CINEMA

フランス・ブルゴーニュ地方のワイナリーを舞台に、人生の熟度を味わう珠玉のヒューマンドラマ『Back to Burgundy(原題)』の日本公開が決定し、邦題が『おかえり、ブルゴーニュへ』(キノフィルムズ配給)に決まりました。

11月17日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開です。

監督は、『猫が行方不明』や『スパニッシュ・アパートメント』で知られる、セドリック・クラピッシュ監督。

『スパニッシュ・アパートメント』(2001)、『ロシアン・ドールズ』(2005)、『ニューヨークの巴里夫』(2013)からなる“青春三部作”の完結から4年、待望の新作です。

現代フランスを代表する人気監督セドリック・クラピッシュは、前作までは都会を舞台に、ごくありふれた人々とその日常を活き活きと軽妙に、そしてあたたかなまなざしで映し出してきました。

しかし本作では、キャリア12作目にして初めて田舎を舞台に自然撮影に挑み、フランス・ブルゴーニュを舞台に、ワイン醸造家だった父親の死をきっかけに10年ぶりに再開した3兄弟の悲喜こもごもが描かれています。

長男は離婚問題を抱え、長女は醸造家としての働き方に悩み、次男は義父問題に揺れていて、いろんなことはあるけれど、季節とともに移ろいながら、ワインのように熟成を重ねる…。そんな彼らの姿は、いつの間にか私やあなたが紡ぐ日々とオーバーラップするはずです。

都会の喧騒を離れ、くすぐったいような幼い頃の思い出と家族の絆で包み込んでくれる本作は、ふと立ち止まり、自分の人生を見つめるきっかけを与えてくれるに違いありません。

映画『おかえり、ブルゴーニュへ』の作品情報


©2016 – CE QUI ME MEUT – STUDIOCANAL – FRANCE 2 CINEMA

【公開】
2018年(フランス映画)

【原題】
Ce qui nous lie(英題:Back to Burgundy)

【監督】
セドリック・クラピッシュ

【脚本】
セドリック・クラピッシュ、サンティアゴ・アミゴレーナ

【キャスト】
ピオ・マルマイ、アナ・ジラルド、フランソワ・シビル

【作品概要】

『スパニッシュ・アパートメント』(2001)、『ロシアン・ドールズ』(2005)、
『ニューヨークの巴里夫』(2013)からなる“青春三部作”の完結から4年、セドリック・クラピッシュ監督待望の新作。

都会を舞台に、ごくありふれた人々とその日常を活き活きと軽妙に描いてきた監督が、長編12作目にして初めて田舎を舞台に自然撮影に挑んだ作品。

フランス・ブルゴーニュを舞台に、10年ぶりに再会した3兄弟を『間奏曲はパリで』のピオ・マルマイ、『FOUJITA』のアナ・ジラルド、『FRANK -フランク-』のフランソワ・シビルが演じる。

映画『おかえり、ブルゴーニュへ』のあらすじ

フランス・ブルゴーニュ地方にあるドメーヌ(※自ら葡萄畑を所有し(畑の賃借も含む)、栽培・醸造・瓶詰を一貫して行うワイン生産者)の長男ジャン(ピオ・マルマイ)は、10年前、世界を旅するために故郷を飛び出し、家族のもとを去りました。

その間、家族とは音信不通でしたが、父親が末期の状態であることを知り、10年ぶりに故郷ブルゴーニュへと戻ってきます。

稼業を受け継ぐ妹のジュリエット(アナ・ジラルド)と、別のドメーヌの婿養子となった弟のジェレミー(フランソワ・シビル)との久々の再会もつかの間、父親は亡くなってしまいます。

残された葡萄畑や自宅の相続をめぐり、さまざまな課題が出てくるなか、父親が亡くなってから初めての葡萄の収穫時期を迎えます。

3人は自分たちなりのワインを作り出そうと協力しあいますが、一方で、それぞれが互いには打ち明けられない悩みや問題を抱えていて…。

まとめ

セドリック・クラピッシュ監督の新作『おかえり、ブルゴーニュへ』の公開が決定しました。

長編12作目にして初めて田舎を舞台に自然撮影に挑んだセドリック・クラピッシュ監督が、どのようにブルゴーニュの自然や人々の暮らしを映し出しているのか楽しみですね。

『おかえり、ブルゴーニュへ』は11月17日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開です

お見逃しなく!!

関連記事

新作映画ニュース

映画『オキナワ サントス』内容/公開日/上映館/予告動画。日系移民強制退去事件を松林要樹が追ったドキュメンタリー

『花と兵隊』『祭の馬』松林要樹監督最新作。 第21回東京フィルメックス・コンペティション部門正式出品。 2020年の「東京フィルメックス」コンペティション部門で上映されたドキュメンタリー映画『オキナワ …

新作映画ニュース

映画『アフリカン・カンフー・ナチス』あらすじ/劇場公開日/上映館。カルト的ブームのB級トンデモ作品がスクリーンにやってくる!

悪を砕く拳はガーナからやって来る。 前代未聞のポリティカル・カンフー・アクション! ネットを中心にカルト的ブームを巻き起こしていた映画『アフリカン・カンフー・ナチス』。 課金制で限定配信されたAmaz …

新作映画ニュース

アイネクライネナハトムジークの原作者は伊坂幸太郎。書籍の小説評価とプロフィール紹介

映画『アイネクライネナハトムジーク』が2019年9月20日より全国で公開。 『アヒルと鴨のコインロッカー』『重力ピエロ』など数多くの作品が映像化されている大人気ベストセラー作家・伊坂幸太郎原作。 伊坂 …

新作映画ニュース

稲垣吾郎『ばるぼら』と濱田岳『喜劇 愛妻物語』が東京国際映画祭2019コンペ部門で上映決定!

映画祭の顔となる“コンペティション部門”に選出された日本映画たち。 2019年10月28日(月)~11月5日(火)の9日間で開催される、第32回東京国際映画祭。 毎年最も注目を集めているのがのコンペテ …

新作映画ニュース

韓国映画『鬼手(キシュ)』あらすじ/キャスト/公開日。クォン・サンウがヴァイオレンスノワールに挑む!

この男、阿修羅となる―。 クォン・サンウが3か月以上のトレーニングを行い、6キロ以上の筋肉を増量し、体脂肪9%という驚異的な肉体で挑戦し話題となったヴァイオレンス・ノワール『神の一手:ギス編(原題)』 …

U-NEXT
【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学