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映画『ピーターラビット』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も

  • Writer :
  • 金田まこちゃ

イギリスの名作絵本「ピーターラビット」を初めて実写映画化。

原作とは雰囲気が違う、ワイルドなピーターラビットの活躍を描いた、2018年5月18日から公開中の映画『ピーターラビット』を、ご紹介致します。

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映画『ピーターラビット』の作品情報

【公開】
2018年(オーストラリア・アメリカ・イギリス合作映画)

【原題】
Peter Rabbit

【監督】
ウィル・グラック

【キャスト】
ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン、サム・ニール、デイジー・リドリー、エリザベス・デビッキ、マーゴット・ロビー、ジェームズ・コーデン

【作品概要】
イギリスの作家、ビアトリクス・ポター原案の、世界中で愛されている『ピーターラビット』をハリウッドで初の実写映画化。

いたずら好きのピーターラビットと、動物嫌いの神経質な青年、マクレガーとの恋の争いを描くハートフルなコメディ。

監督は『ANNIE アニー』のウィル・グラック。

『ピーターラビット』のあらすじとネタバレ

ウサギのピーターは、両親を失いながらも、三つ子の妹フロプシー、モプシー、カトンテールと従兄弟のベンジャミン、心優しい絵描きのビアと楽しく暮らしていました。

ピーターは、父親をパイにして食べてしまった農夫のマクレガーの畑に侵入し、野菜を盗みマクレガーをからかっていました。

ある日ピーターは、マクレガーの畑に置いてきてしまったジャケットを取り戻す為に、畑に侵入しますが、マクレガーに捕まってしまいます。

ですが、マクレガーは心臓発作で亡くなります。

天敵のマクレガーが亡くなった事をピーターは喜び、森の動物達を集めて、マクレガーの屋敷で盛大にパーティーを開催します。

一方、ロンドンのデパート「ハロッズ」の玩具コーナーで働いているマクレガーの甥、トーマスは、副支配人への昇進を期待しながら日々の業務に携わっていました。

ある日、大叔父のマクレガーが亡くなった事を聞かされますが、会った事も無い為、トーマスは一切興味を示しません。

ですが、副支配人が別の人間に決まり、昇進のチャンスが無くなった事に激高し、デパート内で暴れ始めた為、強制的に長期休暇を命じられます。

ショックから放心状態で過ごしているトーマスですが、大叔父のマクレガーが土地と豪邸を残している事を知り、売却して玩具屋を開く事を計画します。

トーマスは、マクレガーの残した豪邸の状態を見に行きますが、そこで動物達に遭遇、潔癖症であるトーマスは、動物達を追い出し、侵入できないように柵を作ります。

柵を作っているトーマスに、隣人のビアが挨拶に来ます。

動物好きのビアに、動物と共存する事を勧められ、トーマスはバードウォッチ用の双眼鏡をプレゼントされます。

それでもトーマスは柵を完成させます。

トーマスの行動に怒ったピーターは、畑に侵入しますが、トーマスに見つかりベンジャミンが捕まります。

トーマスは、ベンジャミンを袋に詰めて川に流そうとしますが、ピーターの機転でビアから送られた双眼鏡とすり替えられていました。

ビアからの贈り物を、誤って川に捨ててしまったトーマスは、ずぶ濡れになりながらも取り返し、ピーター達への怒りを膨らませます。

ウサギを完全に駆除する為の道具を購入する為に街へ出たトーマスは、偶然ビアと出会い親しそうに話をします。

お互いの仲を深めていくトーマスとビアに、ピーターは嫉妬するようになりました。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ピーターラビット』ネタバレ・結末の記載がございます。『ピーターラビット』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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トーマスが畑に電流を流した銅線を仕掛け、ピーター達がその電流を逆にトーマスの家に仕掛けるなど、争いはエスカレートし、遂にビアのアトリエでトーマスとピーターは格闘を開始します。

トーマスとピーターの争いの中で、ビアの絵を汚してしまい、ピーターがやったと勘違いしたビアは激怒し、ピーターをアトリエから追い出します。

ビアに嫌われた心の傷から、トーマスへの憎しみが更に増したピーターは、トーマスを追い出す事を決意します。

ピーターはトーマスの家に侵入し、トーマスをからかい続け、トーマスはピーターの巣に爆薬を仕掛けます。

そして、畑で果物を投げつけてくるピーター達と、爆弾を使って駆除しようとするトーマスの戦争に発展します。

騒ぎを聞きつけて、様子を見に来たビアに、トーマスは「何でもない」とごまかしますが、トーマスのポケットから落ちた起爆装置を、ピーターが面白がって押してしまいます。

ピーターの巣に仕掛けられた爆弾が爆発し、大木が倒れ、ビアのアトリエが破壊されます。

ビアはトーマスが爆弾を起動させたと勘違いし、トーマスを責め、アトリエと絵を失ったショックで、その場を立ち去ります。

ビアに嫌われ傷ついたトーマスは、ロンドンに戻り「ハロッズ」に復職、ビアも村を離れる事を決意します。

自分の軽率な行動が、全てを失う結果になった事を反省したピーターは、トーマスを連れ戻す為に、ベンジャミンと共にロンドンに向かいます。

都会ねずみの案内で「ハロッズ」を訪れたピーター達は、逆上したトーマスに追いかけられます。

ですが、ビアを想うピーターとトーマスは心が通じ合い、ビアを説得する為に、トーマスは村へ戻ります。

一方、村を去ろうとするビアは、動物たちの妨害に遭い、なかなか出発できません。

そこへ駆けつけたトーマスから、全てを謝罪され、爆弾を起動させたのもピーターだという事が分かります。

ビアはピーターとトーマスの謝罪を受け入れますが、そこへトーマスが売りに出した、マクレガーの豪邸を購入した夫婦が現れます。

販売の取り消しを望むトーマスですが、夫婦は聞き入れません。

豪邸の中に入った夫婦を動物達は追い出します。

その後、トーマスは村で玩具屋を開き、ビアはピーター達をモデルにしたイラストを執筆するようになり、動物達と楽しく暮らすようになりました。

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映画『ピーターラビット』の感想と評価

シリーズ全体で1億5000万部以上が発行されている『ピーターラビット』を初の実写映画化

ほのぼのとしたイメージの強い原作とは違い、映画版のピーターは、やんちゃな性格になっており、トーマスに仕掛けるいたずらは、命を狙っているレベルになっています。

キャラクターの変更に関して、監督のウィル・グラックは「元々の原作は出来事がすごく少なく、全ての話を集めても映画のストーリーには足りなかった」と、それぞれの原作からイメージを膨らませてストーリーを考えた事を語っています。

大胆なアレンジがファンの間で賛否両論起きていますが、ウィル・グラックは、映画化に対して慎重だった『ピーターラビット』の原作を継承している団体を、長い時間を懸けて説得したという話があり、作品への思い入れの強さを感じます。

また、ピーター以外の動物達も、毎回ピーターに巻き込まれ酷い目に合うベンジャミン、長女という事を前面に出してくるモプシー、可愛らしくてしっかり者のフロプシー、ぶっとんだ性格のカトンテールなど、個性の強いキャラクターが揃っています。

序盤は個性の強い動物達に心を掴まれ、後半は自らの軽率な行動で何もかもを失ったピーターの精神的な成長を描いた、最高級のエンターテインメント作品になっています。

映画『ピーターラビット』のまとめ

本作は世界中で大ヒットしており、既に続編の製作も決定しています。

ヒットの秘密は、動物の映画と見せかけて、イギリス流のブラックな笑いや、ビアとマグレガーのラブロマンスなど、大人も楽しめる要素が入っている事だと思います。

デートムービーとしても最適の作品となっている『ピーターラビット』は、2018年5月18日から公開中です。

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