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Netflix映画『ヒュービーのハロウィン』ネタバレ感想と結末までのあらすじ。アダム・サンドラー主演の心温まるハロウィンコメディ!

  • Writer :
  • 糸魚川悟

Netflix映画『ヒュービーのハロウィーン』

ここ数年で大きく取り上げられ、今や日本でもお馴染みのイベント「ハロウィン」。しかし、2020年は人の集まる大きなイベントが軒並み中止となり、ハロウィン気分を味わうことが難しくなってしまいました。

そんな前代未聞なコロナ禍の中でも、簡単にハロウィン気分を味わうことが出来るのが家での映画鑑賞。

『50回目のファースト・キス』(2005)などに出演し、「最も稼いだハリウッド俳優ランキング」にランクインした俳優アダム・サンドラーを主演に迎えた作品をご紹介。

Netflix映画『ヒュービーのハロウィーン』をネタバレあらすじを含めご紹介させていただきます。

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映画『ヒュービーのハロウィーン』の作品情報


Netflix映画『ヒュービーのハロウィーン』

【原題】
Hubie Halloween

【配信】
2020年(Netflix限定配信)

【監督】
スティーヴン・ブリル

【キャスト】
アダム・サンドラー、ケヴィン・ジェームズ、ジュリー・ボーウェン、レイ・リオッタ、ロブ・シュナイダー、スティーヴ・ブシェミ、ノア・シュナップ

【作品概要】
『飛べないアヒル』(1993)の脚本を手掛けたことで知られるスティーヴン・ブリル監督によるコメディ映画。

主演のアダム・サンドラーの他に『コンエアー』(1997)などに出演し独特の雰囲気を放つスティーヴ・ブシェミや、『グッドフェローズ』(1990)に主演したレイ・リオッタなど数多くの名優が出演しました。

映画『ヒュービーのハロウィーン』のあらすじとネタバレ


Netflix映画『ヒュービーのハロウィーン』

精神病棟からセーラムの町に名を轟かす犯罪者のハートマンが脱走。

セーラムに住む肉屋のヒュービーは、臆病で疑り深い性格ゆえに町では子供たちにすらいたずらの標的にされていました。

事あるごとに通報するため、警察もヒュービーの名前を聞いた瞬間に電話を切るなどヒュービーは町では悪い意味での有名人です。

ある日、長い間無人だったヒュービーの家の隣家にウォルターと言う男性が越してきます。

ヒュービーに挨拶するウォルターは、夜間に大きな音がしても気にしないでくれとヒュービーに忠告します。

ハロウィンの朝、「魔女の町」と呼ばれるセーラムは全国各地からの観光客で大賑わいでした。

ハロウィンの準備で目まぐるしく動くの町の中でヒュービーは学生時代の想い人であるヴァレンタインと出会います。

彼女は学生時代に人気のあったスポーツマンのスティーヴと結婚しましたが数年前に離婚し、今は1人で3人の養子を引き取り育てていました。

彼女はヒュービーの隣人の話しを聞くと、「ウォルター・ランバート」と言う名前がこの町でかつて死んだ人の名前と同姓同名であることをヒュービーに話します。

ウォルターの件が気になったヒュービーは早速町の墓を調べに行くと、「ウォルター・ランバート」と言う男性が1600年代におり、未だに墓に入っていないことに気づきます。

疑心暗鬼になりながら家に帰るヒュービーは、ウォルターが家の窓と言う窓を全てふさぎ始めている様子を目撃し不信感を募らせます。

一方、ヴァレンタインの元夫であり警察官のスティーヴは犯罪者ハートマンを捕まえたのが自分であることから、復讐を警戒し町の守りを強めていました。

しかし、ハロウィンの夜、賑わうセーラムの町にハートマンが仮装する住民に紛れ侵入します。

ヒュービーは自身の中に湧き出る危機感から、町のパトロールを開始。

子供からすら「セーラムのおもちゃ」とまで呼ばれいたずらを受けるヒュービーは、ハロウィンに対する注意喚起を繰り返しますが町の住民には聞いてもらえません。

近隣住民にウォルターの家から騒音がすると聞いたヒュービーは、ウォルターの家から悲鳴が聞こえることに気付き、打ち付けられた木板を取り除きウォルターの家へと侵入。

家の中は真っ暗であり、缶詰や新聞の上にされた糞の様子からヒュービーは大型犬でも飼っているのかと思い込みます。

家の奥に居たウォルターは普段とは様子が違い、ヒュービーを見つけると獣のような姿勢と信じられないほどの身体能力で外へ出ていきました。

豚が何者かに殺害された事件の聞き取りを行うスティーヴのもとに、ウォルターのことを通報しようとするヒュービーが現れます。

しかし、スティーヴはヒュービーかつてより被害妄想の強い人間であることを知っており、適当にあしらうために彼を極秘潜入捜査官に命じます。

24時間監視されているゴミ箱に報告書を入れれば共有されるというスティーヴの嘘をあっさりと信じたヒュービーは再び町のパトロールを始めます。

子供たちの集まるハロウィンパーティの会場に入り、飲酒などを注意するヒュービーは子供たち疎ましがられ、ヒュービーに繰り返しいたずらをするマイクが話した「トウモロコシ迷路に迷子が居る」と言う嘘の報告を信じてしまいます。

トウモロコシ畑を必死に捜索するヒュービーのことを気の毒に思ったヴァイオレットの養子のトミーが、ヒュービーに迷子がいることはマイクの狂言であると言います。

その様子を見ていたマイクはヒュービーがあっさりと引っかかったことにトウモロコシ迷路の中でほくそ笑みますが、畑の中にいた何者かに引きずり込まれてしまいました。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ヒュービーのハロウィーン』のネタバレ・結末の記載がございます。『ヒュービーのハロウィーン』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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マイクがトウモロコシ畑から出てきた「何か」に連れ去られる姿を目撃したヒュービーはスティーヴに報告しますが、スティーヴは彼の通報を信じませんでした。

ヒュービーは森の中で先ほどのことを謝罪するウォルターに会いますが、まるで狼男のような振る舞いを見せるウォルターはそのまま町に消えて行きました。

一方、スティーヴはマイクの両親からマイクが本当に行方不明になっていることを聞き、ハートマンが関わっているのではないかと不安に思い市長に報告しますが、市長は莫大な金の動くハロウィンに騒動を起こしたくないと大事にしないように釘を刺します。

満月の光に怯えるウォルターは息も絶え絶えながら家にたどり着き、自身を手錠で冷蔵庫に縛りますが、そこにハートマンが現れウォルターに話をしたいと言います。

ウォルターが狼男だと信じ込み、見かけた犬をウォルターだと勘違いしたヒュービーはお化け屋敷で騒動を起こします。

ヒュービーにいたずらをしようとした住民のランドルファが再びヒュービーの目の前で暗闇に引き摺り込まれ、誘拐事件は大ごとになり始めます。

同じくヒュービーにいたずらをしようとしたヘネシー夫婦も行方不明となっており、ヒュービーは狼男であるウォルターが犯人であると言います。

駆けつけたスティーヴは犯人がハートマンであると主張しますが、その時署からハートマンとウォルターが自首したと連絡があります。

実は2人は精神病院の同居人であり、ハートマンは元々墓地に小便をかけただけの犯罪者でありウォルターに話しをするために外にでただけで、ウォルターも咄嗟に墓に書いてあった名前を名乗ってしまっただけの精神病患者であることが分かります。

誘拐された全員がヒュービーに意地悪をした人間だったことからその場にいる全員に、今回の誘拐事件は普段のヒュービーに対するいたずらの復讐であると疑われ、居ても立っても居られなくなったヒュービーはその場から逃走。

ラジオの放送局に逃げ込んだヒュービーはラジオのMCがバーで飲んでいた時に聞いた、ヒュービーのために犯罪を起こしだ可能性のある人間の電話番号を聞き出します。

スティーヴを呼び出し犯人の電話番号を割り出しを行いますがその携帯はプリペイド携帯であり現在地の特定が限界でした。

特定を待つ間、自身のために行動を起こしてくれる人として心当たりのあるヴァイオレットを呼び出したヒュービーは勢い余って彼女に告白します。

実はヴァイオレットは幼い頃からヒュービーのことが好きでその告白を嬉しく思いますが今回の事件とは無関係であり、無線でスティーヴから犯人の現在地がヒュービーの自宅であると報告を受けたヒュービーは母が危ないと思い急いで自宅へと向かいます。

自宅に着いたヒュービーは、自分のために犯罪を犯す人間が母であることに行き着き、その場で母を問い詰めます。

裏庭には誘拐された4人が縛り付けられており、母は自身が老衰で死ぬ前にヒュービーをいじめる人間を始末しようとしていました。

ガソリンをかけマッチで火をつけようとする母を見つめるヒュービーは、持っていた魔法瓶の中身を投げつけマッチの火を消します。

いじめる人間たちを助けたヒュービーに感動した母は、悪態をつく4人を叱りつけます。

誘拐されていたマイクたちは自身のコンプレックスからヒュービーをいじめたことを認め、そのことを聞いたヒュービーの母は駆けつけたスティーヴに自首します。

スティーヴは豚が殺されたことだけが解決していないと考えますが、その場にいたウォルターがお腹が減っていたから豚を殺して食べたことを認め、事件はすべて解決しました。

1年後のハロウィン、ヒュービーが自信をイジメていたマイクたちの命を救った様子は地元メディアによって撮影されており、一躍セーラムの人気者になります。

ヴァイオレットと恋仲となったヒュービーは市長となっており、スティーヴと共にハロウィンの町をパトロールするのでした。

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映画『ヒュービーのハロウィーン』の感想と評価


Netflix映画『ヒュービーのハロウィーン』

出演した多くのコメディ映画が興行的に成功し「コメディ俳優」とも呼ばれるアダム・サンドラーが出演した映画『ヒュービーのハロウィン』。

臆病すぎる性格で町の住民全員から変人扱いされる主人公ヒュービーがハロウィンで浮足立つ町で起こる異変に立ち向かう、緩くて心温まるコメディ映画である本作。

臆病であっても変人であっても、決して人を傷つけず他者を想うヒュービーの勇敢さに胸打たれる終盤と、ヒュービーの変人ぶりを楽しめる中盤のバランスが良く、アダム・サンドラーを始めとした名優たちの脱力系の演技もクスリと笑いを誘います。

様々な謎と恐怖を煽るような伏線が気の抜けるような結果に繋がる脚本も面白く、鑑賞後の爽やかな気分と合わせさっくりと鑑賞出来る作品でした。

まとめ


Netflix映画『ヒュービーのハロウィーン』

いかがでしたか。

暗いニュースが続きイベントが中止になる昨今だからこそ、笑いと心温まる物語で気楽に「ハロウィン」気分を楽しめる本作で季節感を味わってみてはいかがでしょうか。

映画『ヒュービーのハロウィーン』は、映像配信サービス「Netflix」で独占配信中です。

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