Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

コメディ映画

Entry 2021/12/28
Update

映画『ドント・ルック・アップ』ネタバレ感想と結末あらすじの評価解説。レオナルド・ディカプリオ演じる天文学者の皮肉だらけの地球消滅説

  • Writer :
  • からさわゆみこ

人類の最期通告を受けたら、あなたならどうするか何を信じるか、“誰”といるのか?

今回ご紹介する映画『ドント・ルック・アップ』は、レオナルド・ディカプリオ演じる落ちこぼれの天文学者とジェニファー・ローレンスが演じる彼の教え子が、彗星が地球に衝突し消滅する危機を察知し、世界中にその事実を伝えようと奔走するSFコメディ映画です。

脚本・監督は「アントマン」シリーズの脚本や『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)『バイス』(2019)を監督したアダム・マッケイが務め、彼が得意とする皮肉たっぷりの風刺が炸裂します。

彗星が地球に衝突までの時間を6ヶ月と14日と計算した、ランドール教授と教え子のケイトは、メディアやニュースを使って市民に関心を持たせようとします。

しかし、一般市民の関心事はゴシップやSNSのフェイク情報ばかり。彼らに深刻な状況だと伝えようとしますが、ことごとくひどい展開になっていきます。

世界中の人に真実を伝える一番の方法は“空を見上げさせること”ですが、それがいかに難しいことであるか……無知な政治家とエセ科学者とIT企業家が、2人の前に立ちはだかります。

スポンサーリンク

映画『ドント・ルック・アップ』の作品情報


(C) 2021 Netflix

【公開】
2021年(アメリカ映画)

【監督・脚本】
アダム・マッケイ

【原題】
Don’t Look Up

【キャスト】
レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、ケイト・ブランシェット、ロロブ・モーガン、メリル・ストリープ、ジョナ・ヒル、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、ヒメーシュ・パテル、タイラー・ペリー、ロン・パールマン、クリス・エヴァンス、マーク・ライランス、マイケル・チクリス、マシュー・ペリー

【作品概要】
タイタニック』(1997)で名実ともにハリウッドスターになり、『華麗なるギャツビー』(2013)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)にも出演し、『レヴェナント 蘇えりし者』(2015)で、アカデミー主演男優賞を受賞したレオナルド・デカプリオが主演を務めます。

教え子のケイト役は、「ハンガー・ゲーム」シリーズで主人公カットニス役で人気を博した、ジェニファー・ロレンが演じます。

他にテレビキャスター役で『ブルージャスミン』(2013)、『キャロル』(2015)でオスカーを受賞したケイト・ブランシェット、アメリカ大統領役は『マディソン郡の橋』(1995)、『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』(2018)のメリル・ストリープなど、豪華キャストに加え、人気アーティストのアリアナ・グランデが出演。見どころ満載な作品です。

映画『ドント・ルック・アップ』のあらすじとネタバレ

(C) 2021 Netflix

天文学を専攻する大学院生のケイト・ディビアスキーは、宇宙の膨張を測定する研究をし、爆発をする星の観測をしていた時、把握されていない星を発見します。

それは彗星であり、彼女の大発見でした。ゼミの教授であるランドール・ミンディ博士は他の生徒たちと、彗星の大発見を祝福しさっそく軌道を回る速さ、軌道の予測グラフの計算します。

ランドールがそこから導き出したのは、彗星が地球に向かっているということと、その距離が縮まっているということでした。

事の重大さを知ったランドールは他の生徒を帰し、ケイトとNASAに伝えた上で政府に対策を求めるべきと判断し、行動を開始しました。

ランドールは惑星防衛調整局長のオグルソープ博士とコンタクトをとり、彗星の規模は直径5~10km、地球の衝突するまでの時間を「6ヶ月と14日」と報告します。

オグルソープはそれが事実なら地球が消滅すると、持っているデータを転送するよう指示し、2人にワシントンDCに至急来るよう言います。

2人は手配された軍用機でワシントンDCへ向かい、オグルソープと合流。そのままホワイトハウスへ行きますが、大統領は中間選挙中で慌ただしく、秘書官も謁見理由の概要すら伝えていません。

大統領選に不利なスキャンダルが勃発し、火消しに回るバタバタで結局深夜になっても、大統領に事実を話す機会が与えれらなかった3人は、面会を翌日に持ち越されます。

ようやく次の日、大統領に彗星の危機を伝えますが、そこにいる誰もが事の重大さにピンときていません。

ランドールは彗星の大きさ、地球に衝突した時の衝撃は原爆の10億倍と説明し、オグルソープは政府が準備をしていた計画を、NASAが実行すると話します。ドローンに核を搭載し彗星に向かわせ、衝撃を与えて軌道をずらす計画です。

しかしオーリアン大統領は話を聞き終えると「タイミングが悪い」と言い放ちます。3週間後に大統領の中間選挙を控えていて、この件を公にしても負けてしまったら、何もできないと「静観し精査する」という結論をだします。

ケイトとランドールはなんとかして市民……人類にこの危機を警告しようと、オグルソープの協力を得て3人で奔走します。

ケイトは彼氏の知り合いに、ヘラルド社のアドゥル・グレリオという記者がいることを思いだし、彼に事実を報道してもらうため、ランドールとニューヨークへ向かいます。

その頃、ニューヨークではスマートフォン会社「バッシュ」の新作発表会が行われており、創業者ピーター・イッシャーウェルの元にも、メキシコの天文学者から彗星のデータが届きます。

ヘラルド社に到着したケイトとランドールは、アドゥルや報道関係者と面会し、信ぴょう性について協議した後、今後の方針を話し合いますが、大統領の方針を語ることは“守秘義務違反”だと口止めされます。

以下、『ドント・ルック・アップ』ネタバレ・結末の記載がございます。『ドント・ルック・アップ』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

スポンサーリンク

(C) 2021 Netflix

翌日、朝の人気情報番組「ザ・デイリー・リップ」に出演します。司会のブリーとジャックは、2人の話を面白く歪曲しながら解釈し、真剣に聞こうとしません。

そんなふざけた態度に我慢できないケイトは、冷静さを失い視聴者を不安や恐怖で煽るような、過激な表現で彗星の危険性を訴え始め、理解されない悔しさでスタジオを飛び出します。

番組終了後の視聴リサーチ、SNSの反応を見ても効果はほとんどありませんでした。逆に取り乱したケイトを揶揄したり、ランドールをタレント扱いする投稿ばかりです。

さらにテレビ番組の発言に対して、NASAの長官カルダー博士が「2人とも病んでいると」と声明を発表し、アドゥルからの信用が落ちてしまいます。

カルダーは天文学者ではなく、元麻薬科医で大統領の大口支援者であり、天文学については素人だとケイトは訴えますが、ヘラルド社は彼らから手を引いてしまいます。

ランドールは自宅・ケイトは大学院へと戻り、オグルソープも職務に戻りますが、3人とも顔に目隠しをされ、FBIに連行されてしまいます。

連れて行かれたのはホワイトハウスの大統領執務室。大統領の息子で補佐官のジェイソンは、他の科学者にデータを検証させ事実だったと認めました。

そして、大統領から国民に向け謝罪、地球を救う最大チームの動員、NASAの長官は責任を取って辞任という流れです。ランドールはその話を聞いて安堵します。

しかし実際は、大統領のスキャンダルが漏洩し、中間選挙で不利になったため、マスコミの話題のすり替え材料として彗星の危機を利用しようとしていただけでした。ケイトは皮肉を言いますが、それでも政府が動いてくれたことに安堵します。

こうして大統領の緊急会見が放送され、彼女の支持率はうなぎ上りになり、ランドールたちの名誉も回復していく兆しがでてきました。

ところが彗星の軌道をずらすために打ち上げられたスペースシャトルは、大気圏を出る前にUターンし帰還してきます。

そこには、バッシュの創業者ピーター・イッシャーウェルが絡んでいました。彼はバッシュの宇宙地質学者が、分光計で彗星を測定分析した結果、それにはレアアースなど価値ある物質が多く含まれているといいます。

彗星には140兆ドルの資源があるのに、みすみす逃す手はないと、ピーターは自社のドローン「ビーズ」を使って探査し彗星を爆破する計画を提案。ビーズの開発にはノーベル賞受賞者の博士も介入していると、大統領はすっかり信じて方向転換したのです。

ミッション変更の会議に出席したランドールが、そのことをバーでオグルソープとケイトに話すと、2人とも怒りに震えます。

ケイトはその調査が、他の専門家による評価を受けたものなのかと聞くと、データはないがモデル化されていたと話します。

ピーターをはじめ大統領や政府関係者は彗星から富を絞り出すことで、頭がいっぱいになっていたとランドールが話すと「インチキ臭いことをもっともらしく言ってるだけ」とオグルソープは怒ります。

結局、ランドールは政府に彗星の件から手を引けと言われました。ケイトは「連中は彗星をスマホ会社の利益のために、地球にぶつける気なのか」と声を荒げます。

するとウエイトレスがランドールのIDに気がつき、ホワイトハウスの話なら自分たちも聞く権利があると、他の客たちとつめ寄ってきます。

ケイトは守秘義務を破り、ランドールから聞いた話をぶちまけます。するとバーを皮切りにニューヨーク周辺では、瞬く間に暴動や強奪が発生してしまいます。

ケイトは国家機密の漏洩と暴動の扇動で、再びFBIに逮捕されますが、メディアに出演しないこと、彗星とバッシュへの暴言を慎むことで不起訴にすると命じられます。

(C) 2021 Netflix

3人は解散せざるを得なくなり、ケイトは実家に帰りますが、両親から受入れられず勘当されます。

ランドールはその後も政府から重宝がられ、主席科学顧問としてバッシュと政府のガイドラインCMに出演したりします。そして、「ザ・デイリー・リップ」の女性司会者ブリーと不倫関係になっていたことが妻にバレてしまい、三下り半をくだされます。

ケイトはスーパーでアルバイトをはじめ、テレビでは元彼が“彗星”が雇用を増やすとコメントし、世論的にも彗星の衝突を否定する数字が上がっていました。

ケイトはあきらめ気味にテレビを眺めていますが、彼女を“レジェンド”と支持する若者と出会います。

ランドールは大統領と共にバッシュの開発した、彗星爆破ドローン「ビーズ」の格納庫へ視察へ行きます。ピーターは有頂天にビーズを紹介しますが、ランドールは入手したノネズ博士のレポートを指し、プロジェクトから離脱する人材が増えていると指摘します。

人材の離脱の理由が、プロジェクトに疑問を抱いたことが原因による辞任や解雇ばかりであることから、科学者たちの審査に否定的なことが心配だとランドールは言います。

またピーターのことを“ビジネスマン”と評したことで彼の機嫌を損ねてしまい、ランドールはアルゴリズム予測で示された自身の死に方の確率……「96.5%孤独死」を告げられます。

一方、ケイトはスーパーで出会ったユールと、彼の仲間たちとすごします。ユールはバッシュが政府に900億ドル渡し、チリ政府に合意を結ばせたと話し、彗星が衝突すればチリ沿岸から津波が襲うと危惧します。

地球消滅まで25日のカウントダウンが始まります。映画界では彗星の衝突によって地球が消滅する映画が公開される予定まで出て「ザ・デイリー・リップ」で紹介されます。

ランドールは番組に出演し、世間では彗星は存在しないという噂がある、その説明をしてほしいと意見を求められます。彼は単刀直入に「彗星は存在する」と明言し、科学界では懸念の声も深まっていると切り出します。

司会者のジャックは、“バッシュの株”が上昇しているから安心だろうと楽天的に話すと、ランドールは最低限知ってほしいことは、“エベレスト級”の彗星が地球に向かってきていることだと叫びます。

ランドールは「アメリカの大統領は大ウソつきで、正気を失った政府のせいで、ボクたちは全員死ぬ」と訴え、FBIに連行されます。

その頃、ユールと屋上で空を眺めていたケイトは、一段と明るく光る彗星の姿を肉眼で確認します。同じ頃、妻のいる家に帰るランドールも、自動車の車中から彗星を見て、ケイトに連絡をいれます。

ランドールは車を降り、周囲の人たちに「空を見ろ!」と叫び、彗星の存在を知らしめます。2人は合流するとSNSやメディアをつかって、空を見るよう世間に訴えます。

しかし大統領は演説で彗星を真向から否定し「空は見るな!」と呼びかけ、ネット上では否定派と肯定派の対立が激化していきます。

オグルソープのもとに、バッシュと大統領がロシア・インド・中国を鉱物の権利から外し、その3国が共同で彗星の軌道をずらす計画を立てたが、40分前に宇宙基地で大規模な爆発があり、計画は失敗したと伝えられます。

ワシントンDCでは選挙集会が行われ「空は見るな!」と声高に訴えている中、群衆は肉眼で間近に迫る彗星を見て騒ぎ出します。ジェイソン大統領補佐官は大統領のメッセージを伝えますが、騙されたと思った群衆の怒りは収まりませんでした。

残る頼みの綱はビーズだけでした。その発射の日、アメリカ中は静まりかえり、ランドールは家族のいる家に向います。

大統領とピーター、ジェイソンはビーズの管制指令室で発射を待ちます。大統領はアルゴリズムで推測された最期の話に興味を示し、自分の最期の予測を聞きます。ピーターは「ブロンテロックに食われる」と結果が出たが、その意味はわからないと告げました。

ビーズは発射されますが、不具合が多発し彗星の探査どころか、原形を変えることも軌道をずらすこともできぬまま、計画は失敗に終わります。

ピーターと大統領は指令室を抜け出し、緊急脱出機で逃げた上でランドールに電話を入れ、冷凍睡眠カプセル船で一緒に地球を脱出しないかと誘います。

ランドールはケイトを連れて食材を調達し、オグルソープも招き家族の家で晩餐中でした。彼は大統領の誘いを断り「ジェイソンと楽しんで」と言い電話を切ります。

ところが大統領はそのジェイソンのことも忘れ、置き去りにしたまま脱出をしてしまいます。

やがて彗星は地球に激突。アメリカ大陸を激震が走り、津波が押し寄せてきます。ランドールたちは祈りを捧げ、手作りの食事を楽しみ、美しい思い出を語りながら最期を迎えました。

大統領とピーターをはじめとする、大口の支持者たちをのせた宇宙船は、2万2740年後の地球に着陸します。

生まれ変わった惑星に足を踏み入れたのは、欲にまみれた老いた人たちばかりです。大統領はそこに生息する美しい生物に近寄ると、無残に捕食されてしまいました。

ピーターはその生物を見て「これがブロンテロックか……」とつぶやく中、彼らはブロンテロックに包囲されていました。

一方、地球に残されたジェイソンは、ビーズの指令施設の瓦礫から、アメリカ最後の生存者として生還し、置き去りにした母を探します。

スポンサーリンク

映画『ドント・ルック・アップ』の感想と評価

(C) 2021 Netflix

映画『ドント・ルック・アップ』は、巨大彗星が地球に衝突するという危機を発見した天文学者と教え子が、世界の人々にその事実を伝えようと奔走し、その危機感の温度差をユーモアを織り交ぜ、「なぜもっと怖がらない!?」というジレンマを描いたエンターテインメント作品でした。

主演のレオナルド・ディカプリオのテレビで地球の危機を人々に訴えかける場面は、50テイクにも及ぶ撮影になったと話します。

アダム・マッケイ監督は「説教者が真実を語っているときに、人はどのように聞くのか。」というギャップを通し、真実を知っているにも関わらず、わかってもらえないもどかしさと失望感をリアルに描きました。

各界のトップが無知で強欲だったら?

この作品を観て率直に感じたのは、“既視感”です。

目に見えない謎のウィルスがまん延した時、科学的観点でその危険性を訴えていた、専門家たちはどう見られていたのか? 世界のリーダーたちは、その危険性をどうとらえ動いたのか……。

事実を知りながらもみ消そうとしたり、軽く考えて対策を講じなかった国の多さが、この映画をより一層、リアルに感じさせます。

ランドール博士が「まともに議論できないどころか、聞く耳ももたれない」と嘆いたように、ウィルスの専門家たちも同じことを感じたことでしょう。

そして、宇宙には未知のことが多すぎるのに、こうした危機がもし実際に起きたとしても、SF映画やゲームの影響で軽視されやすい……そんな怖さも含んでいました。

各界のトップが無知で強欲だったがために、危機的状況を回避できる時間と方法があったにもかかわらず、人類を滅亡へと導いてしまうという悲劇です。

ラストの原始化した地球のシーンでは、脳内がお花畑の権力者が、無知ゆえに得体の知れないものに、むやみに近づき最期を迎えるという皮肉で終わります。

“100%の科学”と“96.5%の推測”

(C) 2021 Netflix

この映画はまさに“100%の科学”と“96.5%の推測”どちらを信じるか?を問いかけた作品です。

科学者たちは何度も研究と調査を重ねたうえで、さらに“査読”といって、研究者同士や同分野の専門家による評価や検証をして、100%の結果を探求し続けます。

ところが表に出す時には、“もしもの数%”に怯え、100%という言葉を避けています。

つまり、バッシュのCEOピーターがいう、“推測”の96.5%の方が耳障りがよかったり、妙にリアルな数字として信憑性が高いと、人々は錯覚してしまうのでしょう。

しかし“推測”は推測でしかなく、3.5%は外れるか逆に3.5%の確率しかない……とも受け取れるのです。

ランドールは孤独死ではなく、愛する者たちと共に最期を迎えます。しかし、大統領は推測が当たり“ブロンテロック”に食われてしまいました。

つまり人が根拠のない“推測の域”をどうとらえるかで、世論が変動したり運命も変えることができると、この作品は伝えてくれました。

無知であること、世間の意見に流されやすいことは、ずるい権力者に踊らされてしまうことを知っておくべきだと、警鐘をならした物語でした。

まとめ

(C) 2021 Netflix

映画『ドント・ルック・アップ』は、この作品自体もエンターテインメントであり、“もしも”という論点でしか観ることができないかもしれません

訴えかけていることはとても重要ではありますが、人々に恐怖で畏縮させないよう、笑いでそれを中和しています。

つまり、過去に彗星が地球に衝突したことがあるように、同じことがいつか起こることは考えられても、その時に生きている人類がどの程度、真剣に事実と向き合えるでしょう?

この作品からは専門家たちの話しと権力者の言い分、どちらの話しに耳を傾けるべきなのか、判断を迫られている気持ちになります。

まさにワクチンを打つ打たない、マスクするしないという議論のように、どうしたら未知のウィルスから身を守れるのか、人を巻き込まずにすむか……身近にあったできごとからでも、回避する教訓はありました。

そして、映画ではラストがハッピーエンドではなかったことで、最悪な事態になったときの教訓だったといえます。どんな形であれ人類が滅亡してしまう日が来たら、あなたは誰とどこで迎えたいですか?

今、私たちはどこを見るべきなのでしょうか。豪華なキャスティングからも、セレブリティな俳優陣が、このことを真剣に訴えたいという、意思表示と捉えることもできるでしょう。






関連記事

コメディ映画

映画『ホタルノヒカリ』あらすじネタバレと感想!ラスト結末も

2004年からのコミックスを原作にし、ドラマは第2シーズンまで放送された綾瀬はるかの代表作『ホタルノヒカリ』。 “干物女”という主人公・雨宮蛍という人物をそのまま一個で表したワードは、流行語大賞にノミ …

コメディ映画

映画『オレの獲物はビンラディン』あらすじと感想。実話をコメディに

マジか⁉︎ ニコラス・ケイジの挑んだ仰天、驚愕の実話はコメディになった! 神の啓示を受け「ビンラディン捕獲」の作戦に独りで挑み、全米を騒がせた愛国オヤジの奇妙キテレツな行動と狂気は、まさに若者ならでは …

コメディ映画

映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』あらすじネタバレと感想!ラスト結末も

映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』のあらすじネタバレと感想や評価をまとめました! 以下、あらすじやネタバレが含まれる記事となりますので、まずは『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』映画作品情報 …

コメディ映画

映画『ハッパGoGo大統領極秘指令』あらすじネタバレと感想。虚実入り混じりのドラッグ・ムービー

アメリカに渡ったウルグアイ人親子に与えられた極秘ミッション。 それは、「マリファナの供給ルートの確保」だった―― ウルグアイ発のコメディ『ハッパGoGo 大統領極秘指令』が、2019年7月13日(土) …

コメディ映画

映画『ビッグ・シック』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も

自身の体験を本人たちが自ら脚本にし、その一人、クメイル・ナンジアニは主演も務めた映画『ビック・シック ぼくたちの大いなる目さめ』をご紹介します。 低予算で作られ、わずか五館で公開されたこの作品、評判が …

U-NEXT
タキザワレオの映画ぶった切り評伝『2000年の狂人』
山田あゆみの『あしたも映画日和』
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学