連載コラム「シネマダイバー推薦のNetflix映画おすすめ」第69回
今回ご紹介するNetflix映画『レッド・ノーティス』は、ライバル同士の美術品専門の大泥棒が狙う、“クレオパトラの卵”を巡り、FBIの凄腕プロファイラーが女泥棒の大胆不敵な強盗計画で、予想もつかない事態に陥り、もう1人の泥棒と手を組むことに・・・・・・“騙すか騙されるか”のアクションスリラーです。
FBIプロファイラー役に、「ワイルド・スピード」「ジュマンジ」シリーズのドウェイン・ジョンソン、国際手配中の大泥棒2人を「ワンダーウーマン」シリーズ、『ジャスティス・リーグ』(2017)のガル・ガドット、「デッドプール」シリーズ、『フリー・ガイ』(2021)ライアン・レイノルズが演じます。
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映画『レッド・ノーティス』の作品情報
(C)2021 Netflix
【公開】
2021年(アメリカ映画)
【原題】
Red Notice
【脚本・監督】
ローソン・マーシャル・サーバー
【キャスト】
ドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズ、リトゥ・アルヤ、クリス・ディアマントポロス
【作品概要】
映画『レッド・ノーティス』のみどころは、世界一(本当は2番目)と豪語する大泥棒ノーラン・ブース演じる、ライアン・レイノルズが、4階相当の足場で繰り広げる乱闘や、世界一の大泥棒ビショップ役のガル・ガドットの美しく華麗な格闘など、劇場映画にも劣らないアクションシーンです。
アクションといえば、ドウェイン・ジョンソンですが、今作ではFBIの敏腕プロファイラーという、“似つかわしくない”?役どころです。それでも要所要所で、期待を裏切らないアクションを魅せつけてくれます。
また、“騙すか騙されるか”・・・「泥棒を信じるのは危険」といわしめる、“裏切りのフラグ”がいくつもあり、20年来の旧知の仲だという、ドウェインとライアンの息の合った、笑いとユーモアが交わり、スピード感のある演出もみどころでしょう。
映画『レッド・ノーティス』のあらすじとネタバレ
(C)2021 Netflix
エジプトの女王クレオパトラとローマ皇帝アントニーの悲恋は有名ですが、アントニーがクレオパトラに贈ったという、宝石が施された卵型の秘宝が1907年に発掘されます。
その卵は3つあるといわれ、第1の卵はローマ国立博物館で特別展示され、第2の卵はオークションで落札され個人が所有、第3の卵については行方不明と噂されています。
インターポール(国際刑事警察機構)には、FBIの行動分析課ハートリー捜査官から、国際手配中の強盗犯ノーラン・ブースが、ローマ国立博物館に展示されている、第1の卵の盗みに入るという情報持って現れます。
インターポールのダス捜査官とハートリーは、開館中の博物館を閉鎖するよう命じます。まだ、第1の卵は観覧客の前に展示されていますが、ハートリーが子供の持っていた炭酸飲料をかけると、卵は溶けだしてしまいます。
第1の卵は偽物とすり替えられていました。捜査員が博物館の封鎖ボタンを押すと、観客の中にいた1人の男が逃げ出し、それをみつけたハートリーと警官隊は追跡しますが、ブースは第1の卵を手に入れまんまと逃げ切りました。
ブースはバリ島の隠れ家に戻りますが、居所をつかんでいた、ハートリーは先回りして待ち構え、そこにダス率いる武装部隊が突入します。
ハートリーはブースの行動パターンをプロファイリングし、つきとめたことや両親のこと、窃盗を始めた時期やその才能に、優越感を抱いた経緯を言い当てます。
しかもハイリスクな方法と盗みしかせず、捕まっても脱走するまでのスリルを楽しんでいると分析し、その心理は警察署長の“父親”への報いだと迫ります。
そして、ブースの居場所を突きとめられたのは、ローマの件と同じ情報提供者というと、ブースは“ビショップ”だと悟ります。
ダスは奪還した卵と一緒の車両は危険だと、ハートリーの車両に載せるよう指示し、彼はそれに従い荷台に載せると、武装警官は扉を閉めます。
しかし、その武装警官は変装をした、美術品窃盗犯のビショップで、同じく第1の卵を狙い横取りするため潜入していたのです。
運転手に後部の扉が開いていると指摘され、確認に向かいますが、再び偽物と入れ替えられてるとも知らず、無事を確認するとそのままバリ島をあとにしました。
1時間後にローマを発つハートリーのところに、ダスが現れると取り返した第1の卵をバックから出して、床に落として割ってみせます。
ダスはブースに偽物とすり替える余裕がなかったこと、会ったばかりのハートリーを公的な身分証だけで信じてしまったことで疑いを向けました。
そして、FBI行動分析課に確認したところ、在籍していないことがわかり、卵が盗まれた日にスイス銀行のハートリーの口座に、800万ドルが振り込まれたことを告げました。
ハートリーはブースかビショップに“はめられた”と、無実を訴えますが、ダスはハートリーに裏切られたと思い込み、彼を法の手続きが通用しないロシアの刑務所に送致します。
以下、『レッド・ノーティス』ネタバレ・結末の記載がございます。『レッド・ノーティス』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
(C)2021 Netflix
ロシアの山岳地帯にある刑務所に送致されたハートリーは、ブースと同じ牢に収監されます。ブースはハートリーに“サツ(警察)”だと知られなければ、安全だと言います。
食事の時間になるとブースは、“クレオパトラの卵”を狙った理由を話します。エジプトの富豪が娘の婚礼祝いの為に集めたいと、3億ドルの報酬で依頼をしたからです。
“第2の卵”の所有者は国際的な武器商人、ソット・ボーチェだとわかっています。ブースは彼が主催する仮面パーティーで手に入れたいと考えていました。
ブースはハートリーが“サツ”でなければ、今すぐにでも脱出して、第2の卵を盗みに行きたいというと、焦ったハートリーは大きな声で言うなと制止します。
ハートリーに恨みのあるブースは、彼が警察だと暴露します。言語の違う囚人の中で、言葉の通じる者は少ないと思われましたが、ボス的な立場の囚人に知られてしまい、食堂でトラブルを起こします。
ハートリーは暴行されますが、看守の制止により大事には至らず済み、監房に戻るとハートリーはブースにつかみかかると、そこに看守長から呼び出しがあります。
部屋に行くとそこには看守長ではなく、ビショップが面会に来ていました。ハートリーはビショップの顔を知っていましたが、ブースにとっては初対面です。
ビショップはブースに「世界で2番目の美術品泥棒」と言います。ブースは実力では自分が上で、ビショップは横取りしているだけだと主張します。
さらにビショップはハートリーに、第1の卵の窃盗の容疑者にするため、FBI行動分析課の次長になりすましたり、スイス銀行に口座を開設し、800万ドルを送金したことを告げます。
ハートリーは人生を台無しにされたと抗議すると、ビショップは「ビジネスの話をする」と、“クレオパトラの3つの卵”について話し始めます。
彼女は48時間以内に“第2の卵”も手に入る予定と言い、“第3の卵”だけが問題だと言います。ハートリーが誰も在りかを知らないと返すと、ビショップはブースに「話してないの?」と問いかけます。
ブースは第3の卵の在りかを知っていて、ビショップは教えれば報酬の10%を払うと交渉します。
しかし、ブースは教えるつもりはないと断固拒否すると、ビショップは看守長に賄賂を渡し、後悔するまでこき使うよう言って去っていきました。
2人は野外で塀の修復作業をさせられます。ハートリーはブースに一緒にビショップを捕まえて、刑務所送りにしようと話を持ち掛けます。
ブースはずっと単独で行動してきて、“チームワーク”という概念に否定的だったため、その話になかなか乗ってきません。
彼はブースに朝までに脱獄し、阻止する必要があると話すと、ブースはすでに脱獄計画は考えてあると言います。
脱出までの計画は3ステップです。ステップ1はグリセリン成分の石鹸を、硝酸入りの洗剤容器に入れて、即席のニトログリセリンにして爆発騒ぎをおこします。
ステップ2は食堂で騒ぎをおこした時、看守から盗んだカードキーで扉を開けて外に出る。ステップ3は前日の作業で塀の穴をふさいだ、ガレキを崩して塀の外へ出ることです。
ヘリポートの見える門外まで移動した2人は、待機中のヘリで脱出するため、警察たちの襲撃をかわし脱獄を成功させました。
一方、ビショップはハートリーとブースの動きを阻止するため、足がつかないようロンドンの情報アナリストの端末を使い、インターポールのダスに情報を流します。
第2の卵の在りかは、ソット・ボッチェの屋敷内の隠し宝物庫の中で、入るためには6分ごとに変更される、12ケタの暗証番号と顏と声帯認証が必要です。
暗証番号はボッチェのスマートフォンに記録されていますが、ロック解除にはボッチェの指紋認証も必要でした。
ブースは“ディープフェイク技術”で、ボッチェの顔と声のサンプルから再現し、スマートフォンはパンツのポケットに入れ、常に持ち歩いていると話します。
バレンシアのボッチェの屋敷に、ハートリーは来賓客として、ブースは給仕として潜入しました。ブースが指紋をハートリーがスマートフォンを手に入れる算段です。
通信機で状況を確認し合いますが、ビショップの姿をみつけたハートリーは、ブースから無視するよう言われますが、彼女に接近してしまいます。
2人はダンスを踊りながら情報を探り合い、ビショップは第3の卵の在りか、ハートリーは彼女に仲間がいるのでは?と探りを入れます。
そこへボッチェが近寄り「嫉妬させる気か?」と言います。すでにビショップはボッチェに取り入っていました。そして、ハートリーは交代し立ち去る際に、スマートフォンの抜き取りに成功します。
しかし、会場にはビショップから情報を得た、ダス捜査官も紛れ込んでいました。パーティーではボッチェの演説がはじまり、宝物庫に忍び込むチャンスです。
スタッフや警備をかいくぐり、宝物庫のセキュリティー解除に成功しますが、セキュリティー室では金庫の開錠が伝わり、ダスも登場します。
ハートリーはダスを騙して宝物庫に侵入し、2人は第2の卵を見つけ出しますが、そこにビショップも現れ、第3の卵の在りかについて、ブースに再び取引を持ち掛けます。
しかし、交渉は決裂し第2の卵をめぐる攻防がはじまりますが、ビショップの戦闘力は高く、ハートリーとブースは拘束されてしまい、そこにボッチェが登場します。
ボッチェは卵を手にしたビショップに近づき、説明を求めると「2人がくると言ったでしょ?」と、卵を彼に返しハートリー達は、闘牛場地下の拷問室へと連れていかれます。
(C)2021 Netflix
拷問室ではビショップがハートリーに電気ショックをかけ、ブースの情に訴え第3の卵の在りかを白状させようとしますがうまくいかず、ボッチェが首を締めあげていくと、とうとうブースは在りかを話し始めます。
ブースは第3の卵はエジプトの大ピラミッドで発見された隠し部屋にあると言います。根拠はエジプト考古学者の母親の影響で、象形文字が読めるようになり、隠し部屋がクレオパトラの墓だと知ったからだと説明します。
ビショップとボッチェは確信し2人はシャンパンで祝杯しますが、直後にボッチェの様子がおかしくなり卒倒しました。
ビショップはボッチェを裏切り、グラスに睡眠薬をいれていました。彼女は第2の卵を持って、エジプトに向かいます。
しばらくすると意識をとり戻したボッチェが、もうろうとしながら銃を乱射し、一発はハートリーの“手かせ”に命中し、外すことができボッチェを倒すと、ブースを置いてビショップを追おうとします。
ブースはハートリーにエジプトの話しは全て嘘だったと告白し、助けてくれれば2人で本当の在りかへ向うといいます。
ブースはヒトラーのお抱え古美術商だった、ルドルフ・ツァイヒが、第3の卵を入手したという噂に信憑性があると話します。
1945年4月、赤軍によるベルリン進撃でルドルフはドイツを脱出し船で、アルゼンチンに逃亡しました。
その時の彼の積み荷が5トンのコンテナ16個です。積み荷は“機械部品”となっていましたが、それらはルドルフが所有した美術品で、アルゼンチンのどこかに埋蔵されていると噂されました。
ブースの父親は骨董の趣味があり、その中にルドルフ・ツァイヒの腕時計がありました。ブースは少年の頃、その時計を盗んだと父親から疑われたため、見つけた時に投げ壊してしまいました。
裏面にルドルフの名前があり、内側にはナチスの紋章と何かを示す数字が刻まれていました。ブースはそれが宝の隠し場所であると察します。
そして、2人は数字の示す場所を地図から割り出し、アルゼンチンのジャングルへと向い、土に覆われた地面にマンホールの蓋のようなものを発見しました。
蓋を持ち上げると螺旋階段が現れ、地下へと続いています。地下室へ到達すると金庫扉がありますが、ダイアルを回すための鍵がないと開かない仕組みになっています。
ダイアルの形状をみたブースは、修理したルドルフの時計を取り出し型にはめ込みます。ぴったりはまったダイアルを回すと扉は開錠されました。
中に入ると数多くの美術品に紛れ、戦車張りに頑丈な1931年式のメルセデス・ベンツもみつかります。そして、第3の卵は“クレオパトラ”と書かれた木箱にありました。
すると発見と同時に、エジプトに行ったはずのビショップが現れ、ブースの話など信じず後をつけてきたと言います。
卵を渡すよう銃を向けるビショップに、ブースは従おうとしますが、ビショップを追跡していたダスと武装隊も突入してきます。
3人は一旦、協力し一緒に脱出するため、ベンツに乗り込みます。宝の隠し場所は古い坑道跡で、出入口から道は迷路のようにありました。
3人とダス達は激しいカーチェイスと攻防を繰り広げ、出口にさしかかりますが、そこは滝裏で抜ければ落ちる滝つぼです。
ビショップは一か八かベンツごと走り抜け、車から脱出するよう叫びます。3人は上手く滝つぼにダイブし、ダスは沈みゆくベンツを見届けます。
第3の卵はを持ったブースは岸に泳ぎ着き、ハートリーの姿を探しますが、一度は見捨てて逃げようとします。
しかし、卵を浜辺に置いて滝つぼへ探しに向かおうとすると、背後からハートリーに呼び止められます。そこにビショップも岸に泳ぎ着きます。
ブースは今回は自分の勝利で、ビショップに負けを認めるよう告げ、ずっと彼女に言いたかった「チェックメイト」と言い満足します。
さらにハートリーが刑務所に連れて行ってくれる特典付きだと言って、ハートリーは手錠を取り出しビショップに近づき「こうなると言ったろう?」と迫りますが・・・。
その瞬間、ビショップの顔には笑顔がこぼれ、ハートリーは彼女にキスをします。実はビショップの仲間はハートリーで、第3の卵を手に入れるために、緻密な計画でブースと接触したのでした。
ブースはそれまでのハートリーの言葉を思い出します・・・。「オレは悪党だ」「詐欺の手口はよく知っている」「オレをなめるな」「本気を出したらどうなるか、わかっていないな」
まんまと2人に騙されたブースは、ジャングルの木に手錠で繋がれ、置いてけぼりにされてしまいました。
ハートリーとビショップがエジプトの富豪に、“クレオパトラの3つの卵”を届け、婚礼で披露されると、そこにインターポールのダスが踏み込みます。
富豪は盗品所持の容疑で逮捕され、それを確認するとハートリー達はその場から逃走し、サルデーニャ島でバカンスを楽しみます。
するとそこに刑務所から脱走したブースが登場し、ジャングルに置き去りにした仕返しに、富豪から受け取った3億ドルのことをインターポールに知らせ、資産を凍結させたと言います。
そして、これからは仲間として大きなヤマに挑もうと提案し、拒否をすればダスが高速艇で逮捕しにくると言います。
ハートリーは拒否しますが、ブースの才能とハートリーとの相性を高く買ったビショップは、面白い提案だと説得し3人で大きなヤマに挑むため、ルーブル美術館へと向います。
インターポールのダスは改めて、ハートリーを含むビショップ、ブースの3人に“レッド・ノーティス”国際手配書を発布します。
映画『レッド・ノーティス』の感想と評価
(C)2021 Netflix
スピード感でかき消された“裏切りのフラグ”
本編の中には“騙し騙される”裏切りのフラグがいくつもありました。ビショップが窃盗のミッションを成功させる裏には、内部事情をよく知る人物が仲間なのでは?と思わせるシーンも多く、インターポールのダスが相棒で、女同士の大泥棒という説も浮かびました。
ハートリーは最初からFBIプロファイラーっぽさがない演出で、捜査員にも同じことを言われるシーンがあったため、そういうキャラ設定なのだとすり込まれます。
ビショップがボッチェを裏切ったあたりから、ハートリーが絡み続ける意味に違和感を感じ始めますが、ブースとの絶妙なかけあいに気を取られ、そんな疑問もどこかに飛んでしまいます。
それ以上に2人のチームワークが完成していくにつれ、名コンビ誕生の予感すら感じた人も多かったのではないでしょうか?
一匹狼から“チームワーク”に目覚めたブース
(C)2021 Netflix
ブースは警察署長の父親から泥棒扱いされ、一番信用してほしい人物から“信頼されなかった”こと、警察官でありながら過ちを認めず、なかったことにした姿勢に誰も信用できない人間になっていました。
ある意味、そんな父親から警察なんて“チョロイ”と学び、単独で大きな窃盗事件を企て、逮捕されても脱獄しコケにしてきました。
そんなブースはハートリーに情を抱き始めていましたが、無情にも最終的には裏切られます。それでも2人に共謀のオファーをしたのは、共にリスクを乗り越えた経験と彼の騙しのテクニックに脱帽し、チームで成し遂げる醍醐味を知ったからです。
まとめ
(C)2021 Netflix
Netflix映画『レッド・ノーティス』のシリアスな感想としては、3人とも毒親が反面教師となり、親の上をいってやろうという反発が、大泥棒と大詐欺師になってしまった・・・という形で描かれています。
しかし、単純に楽しむアクション映画であり、騙し合いの連続で気が抜けないという面を持ちながら、アクションシーンのスピード感にも魅入ることができ、見ごたえたっぷりでエンターテイメント性の高い作品です。
ハートリー、ビショップ、ブースの3人組とダスが率いるインターポールとの攻防は、アニメーションの「ルパン三世」を彷彿させ、続編が制作されるのではないか? シリーズ化されるかも! といった期待感も膨らみます。
実際、ドウェイン・ジョンソンはインタビューで、再び3人で共演する機会があれば『レッド・ノーティス』の続編がやりたいと、意欲をみせていたので現実味があります。
Netflixには映画館で上映されても引けをとらない、上質な作品がこれまでもありましたが、アクション・スリラー映画でもやってくれた!という気持ちになれたダイナミックな作品です。このジャンルの作品にも今後、期待が高まります。
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