Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

ラブストーリー映画

Entry 2017/04/07
Update

映画昼顔キャストとあらすじ!公開はいつから?試写会情報も

  • Writer :
  • リョータ

“決して、もう二度と。 せめて、もう一度。 ”

一躍“昼顔”旋風を巻き起こしたあの大人気ドラマのその後を描いた映画『昼顔』をご紹介します。

映画『昼顔』の作品情報

【公開】
2017年(日本)

【監督】
西谷弘

【キャスト】
上戸彩、斉藤工、伊藤歩、平山浩行

【作品概要】
空前の大ブームを巻き起こし、斎藤工さんが一躍脚光を浴びることにもなったフジテレビドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』のその後を描いた劇場版。

『容疑者Xの献身』や『真夏の方程式』で知られる西谷弘さんがメガホンを取り、引き続き上戸彩さん、斎藤工さん、伊藤歩さんら主要キャストが集結し、さらに平山浩行さんも加わり、スタッフ・キャスト共に豪華な面々が名を連ねている。

映画『昼顔』のキャスト一覧


(C)フジテレビジョン 東宝 FNS27社

木下 紗和 / 上戸彩

1999年、4人組アイドルユニット“Z-1”のメンバーとして芸能界デビューを果たした上戸彩さん。

翌年のフジテレビドラマ『涙をふいて』(2000)からは女優として本格的に活動を開始します。

2001年には『3年B組金八先生』第6シリーズに鶴本直役で出演し、性同一性障害という難しい役柄を見事に演じきり、一気に女優としての才能が開花。

2002年に“Z-1”としての活動を窮した後も、TBSドラマ『マイリトルシェフ』(2002)や『高校教師』(2003)など話題作に次々と出演を重ねます。

2003年公開の映画『あずみ』では主演を務め、第27回日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞や、第41回ゴールデン・アロー賞映画新人賞を受賞し、女優としての評価をさらに高めました。

その後もNHK大河ドラマ『義経』(2005)、フジテレビ系ドラマ『アテンションプリーズ』(2006)、フジテレビ『絶対零度』シリーズや映画『テルマエ・ロマエ』(2012)、さらにはTBSドラマ『半沢直樹』など、常に第一線で活躍。

そして2014年、本作の前編にあたるフジテレビ系ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』に出演することになるのです。

このドラマでは上戸彩さんのこれまでのイメージとは異なる不倫に溺れる主婦・笹本紗和を演じたことで非常に話題となりましたね。

映画版では夫と離婚し、旧姓の木下紗和として虚しい日々を送ることになる訳ですが、再び裕一郎と出会ってしまい…果たして今回は一体どのような結末を迎えることになるのか…要注目です!

北野 裕一郎 / 斎藤工


(C)フジテレビジョン 東宝 FNS27社

高校生の頃から男性向けファッション誌『MEN’S NON-NO』や『POPEYE』などでモデルとして活動していた斎藤工さん。

俳優としてデビューしたのは、2001年の映画『時の香り〜リメンバー·ミー』(韓国映画『リメンバー・ミー』のリメイク)。

翌2002年にはテレビ朝日の『逮捕しちゃうぞ』でテレビドラマデビュー。その後フジテレビドラマ『海猿』(2005)などに出演するもしばらく不遇の時代が続いてしまいます。

2010年のTBSドラマ『クロヒョウ 龍が如く新章』で民放連続ドラマ初主演を飾ったことを皮切りに、テレビ東京ドラマ『最上の命医』(2011)、フジテレビドラマ『ミス・パイロット』(2013)などに出演したことで一気に注目を集めることに。

そして、なんといっても斎藤工さん大ブレイクさせてのが、2014年のフジテレビドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』でしょう!

この作品で紗和と不倫関係に陥る高校の生物教師・北野裕一郎を演じ、そのセクシーさから世の女性を虜にし、俳優としても第82回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の助演男優賞部門2位を獲得するなど、高い評価を得ることになりました。

映画版で再び紗和と再会することになる裕一郎ですが、果たして今回はどんな行動に出るのか?そして妻・乃里子との関係はどうなるのか?注目ポイントがいっぱいありますね!

北野 乃里子 / 伊藤歩

大林宣彦監督の映画『水の旅人 侍KIDS』(1993)で女優として華々しくデビューした伊藤歩さん。

1996年には岩井俊二監督の『スワロウテイル』に出演し、第20回日本アカデミー賞新人俳優賞および優秀助演女優賞を受賞するなど、その演技力が高く評価され、一躍脚光を浴びることに。

どちらかといえば映画をメインの活動の場としていた伊藤さんですが、フジテレビドラマ『リップスティック』(1999)や『ウエディングプランナー SWEETデリバリー』(2002)などにも主要キャストとして出演し、存在感を発揮しました。

他にも映画『リリィ・シュシュのすべて』(2001)、『ふくろう』(2004)、主演を務めた『カーテンコール』(2005)、『ソラニン』(2010)、『GANTZ』(2011)など、多種多様な映画作品に出演し続けており、どんな監督も起用したくなるような実力派女優としてその名を馳せていますね。

映画版の『昼顔』ではもちろんドラマ版同様裕一郎の妻・乃里子 を演じることになる伊藤さんですが、再び夫と紗和が出会ってしまったことでどうなってしまうのでしょうか?

ドラマ版では自殺未遂など衝動的な行動があっただけに、映画版での伊藤さんの演技に注目が集まっています!

杉崎 尚人 / 平山浩行

2003年にTBSテレビドラマ『高原へいらっしゃい』で俳優としてデビューを果たした平山浩行さん。(当時は本名の「平山広行」名義で活動していた)

2004年にはNHK連続テレビ小説『天花』に出演し、さらに翌年には『男たちの大和/YAMATO』(2005)で映画デビューを飾ると共に、テレビ朝日ドラマ『菊次郎とさき』で北野大さんの青年期を演じ、一気に注目を集めました。

その後も映画『ウォーターズ』、佐々部清監督の『出口のない海』、黒沢清監督の『』などに出演し、俳優としての評価を高めることに。

他にもNHK大河ドラマ『篤姫』(2008)、テレビ朝日ドラマ及び劇場版『臨場』、『本能寺ホテル』(2017)など、派手さはないものの主役を盛り立てる名脇役として活躍し続けています。

そんな平山さんが本作『昼顔』で演じているのは、ドラマ版には登場していない映画独自のキャラクターである杉崎尚人

どうやら紗和が勤めるレストランのオーナー役のようですが、彼が一体どのような役割を果たすのか…注目して見ていきたいと思います!

映画『昼顔』のあらすじ


(C)フジテレビジョン 東宝 FNS27社

かつて、お互いに結婚している身でありながら惹かれ合い、愛し合うようになった2人。

笹本紗和と北野裕一郎

一線を越えてしまった2人の関係はいつしか白日の下に晒され、2人の関係は終わりを迎えることに。

そして笹本紗和は夫・俊介と離婚し、木下紗和として1人寂しく暮らし始めたのでした。

それから3年後 ―

彼女のことを知るものなど誰もいない海辺の町でつつましく暮らしていた紗和は、アルバイトとして勤めているレストランと狭いアパートを往復する毎日でした。

裕一郎とのかつての美しい思い出を、頭の中に思い描くことすらなくなってきていた紗和。

一方、かつて高校教師だった裕一郎はあの一件で高校を退職し、大学の非常勤講師として働いていました。

蛍に関する講演をしにある町を訪れた時、再び運命の歯車が回り始めます

講演の最中、裕一郎がふと客席に目を向けた時、言葉を失ってしまったのです。

その視線の先にいたのは、紗和でした。

神様、私を試しているのでしょうか?

2人の中にかつての思い出がまざまざと蘇ってきます。

やがてどちらからともなく逢瀬を重ねる2人。

しかし、そこに裕一郎の妻・乃里子が現れたことで、事態は再び急展開を迎えることに。

果たして、紗和と裕一郎の許されない愛の行方は一体どうなってしまうのでしょうか…?!

映画『昼顔』公開はいつから?


(C)フジテレビジョン 東宝 FNS27社映画『昼顔』は、2017年6月10日(土)より劇場公開が開始されることがすでに決定しています。

東宝の配給ですので、全国のTOHOシネマズで公開されることになるはずですが、重要な点は本作がR指定となるかどうか、なるとしたら何歳以上になるのかという点。

それによって、公開範囲や公開期間が大きく左右するものと思われます。

劇場公開期間は短いとしても平均1ヶ月。『昼顔』の場合はドラマでの人気が高かったので、最短で公開終了となることはなさそう。

弊害になってくるのは、R指定の問題ともうひとつ。昨今の恋愛映画ブームとは大きくかけ離れた存在であるということですね。

例えば現在公開中の『ひるなかの流星』のように、女の子の胸をキュンキュンさせるようなタイプの映画が多数公開されており、その流れと今回の『昼顔』が全く逆行してしまっているため、このことは非常に大きく影響しそうです。

最短での公開終了はないとしても2ヶ月程度(長くて3ヶ月)の公開期間になるのでは…と推測されますね。

映画『昼顔』試写会はある?


(C)フジテレビジョン 東宝 FNS27社

映画『昼顔』の試写会は2017年5月11日と6月1日に予定されています。すでに応募は始まっており、締め切りが迫っているものもございますので、以下をご参照ください。

試写会情報

開演日時:5月11日(木)18時30分~
上映場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ(上戸彩さん、斎藤工さん舞台挨拶予定)

① TV STATION 8号     
  招待者数:5組10名様
  応募方法:官製ハガキ(※応募券の貼付必要)
  締め切り:4月12日

② エンタミクス 5月号
  招待者数:10組20名様
  応募方法:綴じ込みハガキ
  締め切り:4月20日

③ 月刊テレビナビ 5月号
  招待者数:5組10名様
  応募方法:官製ハガキ(※応募券の貼付必要)
  締め切り:4月24日

④ SODA 5月号
  招待者数:5組10名様
  応募方法:官製ハガキ(※応募券の貼付必要)
  締め切り:5月1日

開演日時:6月1日(木)18時30分~
上映場所:一ツ橋ホール

① キネマ旬報 NEXT vol.12
  招待者数:15組30名様
  応募方法:綴じ込みハガキ
  締め切り:4月28日

② MovieWalker
  招待者数:20組40名様
  応募方法:Web(http://movie.walkerplus.com/shisyakai/9324/
  締め切り:5月14日

以上のようになっております。詳細については各雑誌、もしくはホームページをご確認ください。

まとめ


(C)フジテレビジョン 東宝 FNS27社

“昼顔”ブームの火付け役となったフジドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』のその後を描いているということで、早くも話題となっている映画版『昼顔』。

ますます美しさに磨きがかかった上戸彩さんと、セクシーさが増した斎藤工さんが本作ではどのような展開に陥ったいき、また2人がどのような演技を見せてくれるのか、非常に楽しみですね!

注目の劇場公開は2017年6月10日(土)よりスタートです!ぜひ劇場で紗和と裕一郎の愛の行く末をご覧ください!

関連記事

ラブストーリー映画

映画『ちょっと思い出しただけ』ネタバレあらすじ感想と結末の評価解説。クリープハイプの楽曲(Night on the Planet)にインスパイアされた松居大悟監督が描く

あの愛おしい日々があったからこそ今の自分がある。 ふと思い出したっていいじゃん。 クリープハイプの曲「Night on the Planet」にインスパイアされた松居大悟監督が脚本を手掛け、池松壮亮と …

ラブストーリー映画

映画『ハニーレモンソーダ』ネタバレ実写結末と感想評価。キャストのラウール×吉川愛が登場人物を青春ラブストーリーで息づかせる

映画『ハニーレモンソーダ』は、2021年7月9日(金)より全国公開。 雑誌『りぼん』(集英社)に2016年2月号から連載中の、村田真優によるコミック『ハニーレモンソーダ』が、実写映画化されました。 髪 …

ラブストーリー映画

映画『愛の鎖』ネタバレあらすじ感想と結末の評価解説。キャストのキム・ヒョジン×キム・コッピ共演で“性と愛の形”を赤裸々に描く

キム・ヒョジン×キム・コッピが艶めかしい性と愛の行方を描く U-NEXTで配信中の韓国映画『愛の鎖』。 『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』(2013)『結婚前夜 ~マリッジブルー~ 』(201 …

ラブストーリー映画

映画『生きてるだけで、愛。』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も

映画『生きてるだけで、愛。』は、11月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー! 劇作家で芥川賞作家の本谷有希子の初期の代表作『生きてるだけで、愛。』の映画化。 主演は映画・舞台と幅広く活躍 …

ラブストーリー映画

映画『君は月夜に光り輝く』ネタバレ感想とレビュー評価。恋愛ラブストーリーで死生観を見つめる

「発光病」細胞異常により皮膚が発光し、その光は死が近づくにつれて強くなるという。 佐野徹夜のデビュー作にして累計発行部数30万部を突破したヒット作『君は月夜に光り輝く』の実写映画化です。 監督・脚本は …

U-NEXT
【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学