待望の映画化『覆面系ノイズ』は2017年11月25日(土)より全国公開がされます。
福山リョウコ原作の累計100万部突破の人気気No.1恋愛コミックを、主演のニノ役に中条あやみが演じ、三木康一郎監督の演出で制作されました。
1.福山リョウコの『覆面系ノイズ』とは?
原作は2013年から「花とゆめ」にて連載開始したコミック。
登場する人物の全員が想いを伝えられない気持ちを抱き、それぞれの片思いがバンドの音楽となって紡がれる究極の片恋ラブ・ストーリーとして、多くの女性から支持されました。
コミックス累計発行部数は100万部超え、すでにアニメ化も発表され、大注目の人気コミックなのです。
原作者の福山リョウコは映画化されることについて次のように語っています。
映画化のお話が進むにつれいろんなことが決まってきても尚「これは現実なのか…」とずっと不思議な気持ちだったのですが、覆面系の登場人物として動くキャストの皆さんを前にしたらふわーっとしてた気持ちが地面にすとんと着地しました。
ニノを演じてくださる中条さんはびっくりするくらいニノそのままなので、漫画から飛び出て来た感覚を皆さんにも早く味わって頂きたいです。
三木監督は本読みでお会いした際キャラ達の心情と動きをびっくりするほど把握してくださっていたので、そんな監督が覆面系をどう描くのか、私自身とてもとても楽しみです。
そして映画というこんな機会をくださった読者の方々、本当にありがとうございます。公開は来年なのでまだ先になりますが、映画「覆面系ノイズ」をどうぞよろしくお願い致します!
どうやら原作者の福山リョウコも、本読み段階で楽しみという太鼓判!
コミックのイメージ感を実写化されることで、さらに良さが引き出されるのか注目ですね。
2.映画『覆面系ノイズ』の監督は?
大ヒット作『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016)
コミック実写化『覆面系ノイズ』の監督を務めるのは、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』を演出した監督です。
この作品の繊細な演出は大評判となった三木康一郎監督が務めるんです!。
過去の作品を並べて見てみると意外なことに気がつきますよ。
【三木康一郎監督のフィルモグラフィ】
『トリハダ 劇場版』(2012)
『トリハダ 劇場版2』(2014)
『のぞきめ』(2016)
『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016)
『覆面系ノイズ』(2017)
怖かったですよね〜!『トリハダ 劇場版2』(2014)
なんと!三木康一郎監督の映画初監督作品は、2012年の『トリハダ 劇場版』、また、2014年の続編『トリハダ 劇場版2』もあります。
前作『植物図鑑』のようなラブストーリー作品ではないです、かなり、三木監督は作品ジャンルの方向性が変わりましたね。
しかし、意外に思うかも知れませんが、恋愛のドキドキとホラーのドキドキは緊張感は同じとも言えます。
例えばストーカーもある種は言えない愛の想いですし。影ながら女性を見つめる視線はホラーとラブストーリーの特徴です。
そのあたりの演出にも実は注目したら面白いと思いますよ。
さて、今作『覆面系ノイズ』では、鎌倉を舞台に、登場人物の全員が伝えたいのに、伝えられない秘めた思いを抱える究極のラブストーリーに挑みます。
三木康一郎監督は究極に切ないラブ・ストーリーを挑むにあたり、次のように意気込みを語っています。
青春…、恋愛…、そして音楽。個人的に大好きです。いいおじさんになってしまった私ですが、もう一度、高校時代を思い出すようにこの作品に取り組んでいます。こういう青春の微妙な恋心を描く場合は、小手先ではなく、正面から
自分が経験したことをぶつけるのが、映画にチカラを与えることだと思っています。なので包み隠すことなく自分がやりたかったことや、やってきたこと、思っていたことなど、ストレートに表現したいと思っています。原作はとてもスピード感があって、ビジュアル的。でも、せつなくて、でも、温かい。そんな完成された原作を実写にするにあたり自分なりに出した答えは、やはり、真摯に向き合うことだと思っています。ワンシーン、ワンカット、ひとつひとつ丁寧に、撮っていく。そうすれば必ず、いいものができると信じています。
主演の中条あやみさんとは、はじめてお仕事しますが、とにかくかわいい。さらに自然体。さらにオーラがすごい。(笑)若く、経験も少ない彼女ですが、そのぶん、熱意やパワーそして新鮮さがある。そんな今の彼女が持ち合わせている魅力を出し惜しみすることなく、みなさんに見せられればと思っています。クランクイン前にも関わらず、彼女には歌の練習や、身のこなし方など、たくさん練習してもらっています。吹き替えなしで、しっかり歌って、見てくれるみなさんのド肝を抜きたいと思っています。熱唱する彼女にも注目して下さい。
この覆面系ノイズは、若い人に向けた映画です。しかし私は大人にも届くものにしたいと思っています。若いときの清々しい気持ち。そんな心をこの映画を見て少しでも思い返してくれたらと思っています。
三木監督の要望を受けた主役の有栖川仁乃(ニノ)には、モデルから女優と幅を広い活躍で人気急上昇中の中条あやみが演じてるのです。
まずはビジュアルはピッタリとは思っていましたが、「彼女には歌の練習や、身のこなし方など、たくさん練習してもらっています。吹き替えなしで、しっかり歌って」とありますね。
度胆を抜き!熱唱するオーラの持ち主!と、三木監督からも熱い評価をされた中条あやみに要注目のようですね。
3.主演の中条あやみ(有栖川仁乃 役)とは?
【中条あやみプロフィール】
中条あやみは1997年2月4日生まれの大阪府大阪市出身のファッションモデル、女優。事務所はTENCARAT所属。
14歳の時、家族でグアム旅行に出かけた際に、グアムの空港で現在の事務所にスカウトされ芸能界入りを果たします。
2011年、女性ファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」に応募をすると、新川優愛、坂東希、橋爪愛と共にグランプリに選ばれました。
2012年に『東京ガールズコレクション 2012 SPRING/SUMMER』にモデルとして初参加。
また、同年にテレビドラマ『黒の女教師』にて梅原優役で女優デビューを果たします。
2014年に『劇場版 零 ゼロ』にて映画初主演を務めます。2015年に“売れる女優の登竜門”と呼ばれる「ポカリスエット」のCMに出演。
2016年に第71回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を『セトウツミ』で受賞。
2017年に第28回ジュエリーベストドレッサー賞・10代部門を受賞。『Seventeen』を2017年6月号で専属モデルを卒業しました。
モデルとして可愛いと評判の中条あやみ。
彼女の映画出演作品を見ても気が付くことがあります。
スクリーン・デビュー作から初主演で、その後もヒロイン役か主役ばかりの映画出演。(ご存知のチアダンは群像劇なのでね)
まだ5本とはいえ、彼女がモデルとして可愛いだけではなく、どれほど映画業界からも期待の新人映画女優として大切に扱われているか分かりますよ。
【中条あやみのフィルモグラフィ】
初主演の月守アヤ役で挑んだ『劇場版 零〜ゼロ〜』
『劇場版 零〜ゼロ〜』(2014)主演・月守アヤ役
『ライチ☆光クラブ』(2016)ヒロイン・カノン役
『セトウツミ』(2016)ヒロイン・樫村一期役
『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』(2017)玉置彩乃役
『覆面系ノイズ』(2017) 主演・有栖川仁乃役
さて、三木監督から“とにかくかわいい。さらに自然体。さらにオーラがすごい”と絶賛され、奇跡の歌声を持ち、その歌声で次々と人の心を虜にしてしまう主人公の仁乃(ニノ)役をどのように演じるのでしょうか。
主演の中条あやみは監督や映画に参加するにあたり、次のように語っています。
初めて三木監督と、皆さんとお会いした時から絶対素敵な映画になると感じました。
同時に、音の持つ力を改めて素晴らしいと感じる作品でもありました。溢れ出す想いを秘めたニノが歩む初恋、青春、恋愛...物語のすべては、この音から始まる気がします。
私自身、音楽がすごく好きで 聞いたり歌ったりすると気持ちが落ち着く感情など ニノと共感できる部分も多く有栖川仁乃役を演じる事が出来てとても嬉しいです!
どのシーンも好きなのですが ライブのシーンは特にかっこいいので皆さんと力を合わせて全力で頑張ります!
また、有栖川仁乃という奇跡の歌声で人々を虜にするボーカリストの役作りについて、どのような考え方をしたのでしょう?
中条あやみ抱負をこのように語ってくれています。
最初は人前で歌うことになれなくて小さい声でしか歌えないところから始まったのですが、ボイストレーニングをして回数を重ねるごとに声が出てくるようになったり ニノの印象的な声っていうのはどんなものかと考えながらそこに向かっているうちに、人前で歌うこともだんだん楽しくなってきました。
また、パフォーマンス練習でマイクの持ち方や歌い方を一緒に考えながら練習しているのでどんどんニノに近づいてるようで嬉しいです!そして今回は歌だけでなく、ギターにも初挑戦するので、今からとても楽しみです。
やはり、三木監督の述べていたように、吹き替えなしでニノ役に挑んでいますね。
中条あやみも「人前で歌うこともだんだん楽しくなってきました」とあるので、天使の歌声を早く聞いて見たいですね。
原作コミックの仁乃がそのまま現実に現れたかのようなそのままのビジュアルと、吹き替えなしの歌声を披露する中条あやみに期待が高まりますね。
4.映画『覆面系ノイズ』あらすじ
子どもの頃から歌うことが大好きな少女・仁乃は、幼馴染でいつも一緒に歌っていた初恋の相手のモモ、そして曲作りをするユズという、2人の大切な男の子と、突然の別れを経験します。
彼らとの再会する事を夢見ながら歌い続けてきた仁乃は、高校生になり学校でユズと再会を果たします。
ユズが所属する人気覆面バンドの「in No hurry to shout(イノハリ)」でのボーカルに誘われた仁乃。
いまだ再会できないモモに自分の歌声を届けるため、本格的な音ライブ活動に取り組んでいきます。
そんなある日、仁乃はモモらしき人物がプロデュースするという音楽会社の新人ボーカルオーディションが買い浅いされるのを発見。
それが果たして本物のモモなのか?仁乃、モモ、ユズ、3人の恋とバンド活動はいかなる方向に向かうのか…。
5.まとめ
初恋モモに再会するために歌い続ける仁乃と、そんな仁乃に想いを寄せるが気持ちを伝えられないユズ…。
彼らを取り巻く仲間もそれぞれに想いを寄せる相手がいるが、伝えられないというもどかしさ、切なさのラブストーリーが展開!
それぞれの物語の全ての片思いからも目が離せませんね。
また、彼らの気持ちを乗せた歌と楽曲が全編を彩り、それぞれの真実の心は届くのか?
女性すべての共感の片思いのメロディがあふれたラブストーリーの映画『覆面系ノイズ』は2017年11月25日(土)より全国公開!
ぜひ、お見逃しなく!